『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート』レビュー(ラノベ)

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ディズニーの「フィットネスゲーム」、『ディズニー ミラネス フィットネス』発表されました。

ディズニーがまた新しい分野に挑戦ですね。ゲームで体を動かす時代、ディズニー好きにとってミッキーと一緒に楽しく運動できるのは魅力的ですよね。楽しく健康になれます。

さて、ラノベ選びで迷っているあなたに朗報です。「また異世界転生もの?」そんな風に感じていませんか?

今回ご紹介する『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』は、そんなマンネリを打破する隠れた良作です。

現代日本に魔法が存在するという珍しい世界観、攻撃が全く当たらない777連敗ヒロイン、そして最強から転落してニートになった主人公──一見よくある設定に見えて、実は新鮮な驚きに満ちています。

このすば好きなら間違いなくハマる要素満載で、欠点だらけのキャラクターたちが織りなすコメディと成長物語は、読むほどにクセになる魅力があります。「面白いラノベないかな?」と探しているあなた、騙されたと思って最後まで読んでみてください。

おすすめ度

7/10(なかなか面白い)

あるようで少ない世界観

『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』は、ありきたりな世界観に飽き飽きしている人にもおすすめできる作品です。

魔法が存在する世界でありながら、現代日本を舞台としているからです。

第二次世界大戦後、なぜだか魔力を持って生まれてくる子供が1%弱いたという設定。戦後70年、科学とともに魔法も発展してきたという世界観です。

車が走る現代社会。けれど空を見上げてみれば、箒に乗った魔術師が飛んでいるという面白い世界です。

似たような世界観でいえば、ハリー・ポッターシリーズを上げることができますが、ハリーポッターの世界では魔法使いが一般社会に溶け込んでいるわけではないので、やはり比較的新しい世界観なのではないかと思います。

主人公が引きニートなジェイド・カーティスwww

『魔法塾』の魅力の一つは、俺TUEEEと見せかけて捻った俺TUEEEだからだと思います。

日本魔法界最強の『七神将』に史上最年少で上り詰め、中二病心くすぐる恥ずかしい二つ名『魔帝』とまで呼ばれた男が主人公。

ですがオープニング時点で仲間に裏切られ、魔力封印の呪いをかけられてしまいます。

さらには、『七神将』に匹敵する強力な魔術師を抱えるテロ組織との抗争で逃げ出したと嘘の情報を拡散されることで、社会的にも落とされるという不幸体質。

社会的にも落とされている点でテイルズ オブ ジ アビスのジェイド・カーティスよりもひどい状況ではあるものの、引きニートになったせいなのか、本人の性格なのか、封印されてなお魅力を増したジェイドのようにカッコよさを感じられません。

カッコつかない魅力を感じさせる、そのような珍しい主人公は、この素晴らしい世界に祝福を!の主人公、サトウ・カズマに少し似た感じがあります。

個性的なヒロインたちが魅力

変態じゃないダクネス!?

このすばの人気が原因だと思うのですが、ヒロインらしからぬ、一癖も二癖もあって欠点が明確なヒロインが増えつつあります。

完璧かつ欠点のない、今までのラノベヒロインらしいヒロインも魅力的ではあります。とはいえ人間ですから、欠点あってこそより魅力的に映るということなのでしょう。

ベアトリクス・ローズブレイドという名のこのヒロインもその例にもれず、脳筋な魔法戦士(魔法剣士)であり、武器が狙いから逸れるという呪いをかけられた金髪美少女です。

ここまでのご紹介ですでにお気づきでしょう。『魔法塾』のメインヒロイン、このすばのダクネスに設定がまる被りですwww

つまり『魔法塾』は、このすばやダクネス好きにもおすすめできる、のかもしれません。面白いことは確か…。

とはいえ全部が全部同じような設定というわけではありません。今のところドMというわけではなさそうです。今のところ…。素質はありそうですが。

可愛らしさでいえばダクネスを超えるのではないでしょうかwww 少なくとも私個人としては、ダクネスに可愛らしいと感じたことが一切ありませんので。

オモシロ変態といった印象だったダクネスに対し、面白さと変態さで劣るものの、一応ヒロインとして可愛らしさを残しているベアトリクス。

どちらがいいのか、私には判断できません。

そしてこのヒロイン・ベアトリクスは、攻撃が当たらないので、主人公との勝負で777連敗を記録しています。

つまりサブタイトル『生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』はベアトリクス目線の発言であることがわかります。

またニート講師は主人公のことでですが、ニートだった主人公が塾の先生として雇われるので、ニート講師ではないのではないかと、サブタイトルと内容のズレだけは感じられるので、この辺あまり気にしない方がよさそうです。

その他のヒロインも全員魅力的

その他のヒロインたちは、ベアトリクス・ローズブレイドほど他作品のヒロインを彷彿とさせる似た感じではありません。

とはいえ、一癖も二癖もあって、大きな欠点を抱えている感じはこのすばっぽい感じがあって、その欠点がまた活かされることで面白さを増しています。

『魔法塾』は壱日千次さんが書いたラノベの一つ。壱日千次さんは第6回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞してデビューを果たしています。

だから、というわけではありませんが、恋人にする場合に考えてしまうような欠点を抱えつつも魅力的に可愛らしく描くことができるという点で、とても素晴らしい作家さんだと思います。

引きニートの心に火をつける作品

レビューを見ると、やはりというか、このすばと比較されてこのすばの方が良いという意見も見つけられます。

私個人としては、このすばはこのすばでおすすめしますが、『魔法塾』は『魔法塾』でおすすめできると考えています。

特に、今引きニートであるあなたに。このすばのカズマと『魔法塾』主人公・皇一郎の違いは、異世界転移しているかどうかと、社会的に詰んでいるかどうかになります。

カズマは異世界転移しているので、転移したファンタジー世界にはアクア意外に前の世界のカズマを知っている者がいません。つまり、前の世界の知識を持った有利な状態で人生をやり直していると言い換えることができます。

一方で皇一郎は、社会的な立場としてトップと言っていい最強から、『卑怯者』という汚名を着せられているその社会で、マイナスからスタートしなければなりません。

『七神将』の『魔帝』からの転落だったということもあって、そのマイナス評価は例えることが難しいほど大きなマイナスであることが感じ取れます。

人気俳優の転落レベルではありません。どんなに心が強かろうが、引きニートは避けられず、それこそ自ら命を絶っていたとしてもおかしくない状況からのスタートになります。

それでもなお、惚れた女性の娘の頼みと罪悪感から立ち上がり、裏切った他の『七神将』にどう立ち向かっていくのか、はみ出し者である可愛らしい塾生たちをどう育てていくのか、そういったところが見どころになると思います。

総合評価

主人公やヒロインたち、みんなストレスなく楽しめる性格を持った魅力的なキャラクターです。

敵だけにイライラできるので、この点だけを着目してもかなりおススメできるラノベといえます。主人公にイライラする作品も少なくありませんので。

ヒロインたちには明確な目的と欠点があって、それでいて可愛らしい。さらに世界観もありきたりに見えて実は新しい。

そして、中二病心をくすぐる、能力を封じられた最強の主人公。面白くないわけがありません。

まだまだおすすめできるポイントはあります。二度目になりますが、ヒロインたちが全員、能力が高いはみ出し者であり、目標が明確に提示されている点にあります。

主人公にも、ヒロインたちにも、初めから鬱積した情緒がたまりにたまっている状態にあるので、話が進むたびにその鬱積から解放され、読めば読むほど楽しさとスッキリする感覚を味わえることが約束されているのです。

というわけで『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』の次巻はとても気になっていますし、おすすめできます。

『魔法塾』は隠れた良作!こんな人におすすめ

現代日本×魔法という珍しい世界観で、ありきたりなファンタジーに飽きた方にぴったりの作品です。

特におすすめな人: ・このすばのようなコメディ要素が好き ・欠点だらけだけど魅力的なヒロインが好み ・中二病設定にワクワクする ・現在引きこもり気味で、主人公に共感できそう ・俺TUEEE系でも捻りがある作品を求めている

777連敗のヒロイン・ベアトリクスの可愛らしさと、元最強『魔帝』の主人公が織りなす成長物語は、読むほどにスッキリする爽快感を味わえます。完璧ではないキャラクターたちだからこそ、応援したくなる魅力があります。

7/10という評価通り「なかなか面白い」作品で、次巻が気になる良作です。新しいラノベを探している方、騙されたと思って一度手に取ってみてください。きっと期待以上の面白さに出会えるはずです!

投稿者プロフィール

宝居すい
宝居すい黒物家電マニア×ゲーマー
はじめまして、すいと申します。

テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。


── 「感動を伝えたい」

このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。

お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。

映画館なんて目じゃないほどの感動。

その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」

このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。

──このブログについて

「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。

量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。

実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。

ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。

──黒物家電への深すぎる愛

完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。

特にナノテクノロジーに心が躍ります。

量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。

遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。

──専門知識(たっぷりあります)

- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N

「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。

──音へのこだわり

技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。

SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。

GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。

すべてが完璧でした。

──忘れられない感動体験

FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。

ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。

ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。

この感動を、誰かにも味わってほしい。

──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)

くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。

ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO

FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。

──RPG好きになった理由

実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。

特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。

だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。

──読書家でもあります

毎日欠かさず読書してます。

推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。

理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。

──好きなラノベのキャラクター

ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア

田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル

SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン

精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット

キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。

──推し(最推し)

声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん

──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです

実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。

それでも好きなものは好き。

そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。

──失敗談も包み隠さず

ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。

重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。

こういう失敗談も、正直に書いていきます。

──ブログ名の由来

「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。

シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。

カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。

──このブログで大切にしていること

✅ 技術的に正しい情報(嘘・誇張なし)
✅ 可能な範囲で実際に使った・プレイした体験(実体験ベース)
✅ 初心者にも分かりやすく(専門用語は必ず解説)
✅ 失敗談も包み隠さず(リアルな情報提供)
✅ 感動を伝える(いい製品との出会いで人生が変わる)

「信頼できる情報源」であることを、何より大切にしています。

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黒物家電の技術的な深掘りから、ゲーム攻略、アニメ・ラノベ語り、推し活まで。
好きなものを、好きなだけ、正直に書いていきます。

いい製品は、感動を与えてくれる。
その感動を、誰かに伝えたい。

それが、このブログのすべてです。

よろしくお願いいたします!
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