Dolby Atmosとは？対応テレビおすすめ5選2025｜3D音響

「映画館で聞いたあの迫力ある音響を、自宅でも体験したい」そんな願いを叶えるのがDolby Atmos対応テレビです。

従来のテレビ音響では味わえない「上からも聞こえる立体音響」により、雨の音が頭上から降り注ぎ、戦闘機が頭上を駆け抜ける臨場感を実現。NetflixやAmazon Prime Videoなどの人気配信サービスでも、Dolby Atmosコンテンツが急速に増加しています。

しかし「どのテレビを選べばいいの？」「本当に音質は変わるの？」「予算はどのくらい必要？」といった疑問をお持ちの方も多いはず。

この記事では、2025年最新のDolby Atmos対応テレビから、音質・機能・コスパを徹底検証し、厳選した5機種をご紹介。実際の視聴体験レビューも交えながら、あなたのライフスタイルにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします。

自宅のリビングが、まるでプライベートシアターに変わる感動を、ぜひ体験してください。

Dolby Atmosとは？映画館レベルの立体音響技術

Dolby Atmosとは、エンジニアやアーティストが音の一つひとつを立体的な空間に正確に配置し、サウンドを実際の生活で体験するようにリアルに再現する画期的な空間オーディオ技術です。

従来の5.1ch、7.1chなどのチャンネルベースの音響とは異なり、Dolby Atmosはオブジェクトベースのサラウンドで、xyz座標の位置情報を持たせた音源を対応機器側でレンダリングをし、どのようなスピーカーレイアウトであっても予め指定された位置で聞こえるように音を再生することができる技術です。

従来の音響との違い

Dolby Atmosは、来のサラウンドサウンドシステムにとどまらず、立体的なサウンド、すなわち高さを加えました。耳の位置に合わせて部屋中にスピーカーを配置するのではなく、Dolby Atmosはオーバーヘッドスピーカーや上向きのスピーカーを使用し、まさに立体的なサウンドスケープを生み出します。

対応コンテンツの広がり

世界中の動画配信サービスでもDolby Atmosが広がりを見せています。日本でも現在、Netflix、U-NEXT、J:COM、ひかりTV、ビデオマーケット、Apple TV+の各サービスにおいてDolby Atmosで製作された映画・映像作品をDolby Atmosで楽しむことができます。

2025年おすすめDolby Atmos対応ハイエンドテレビ

液晶テレビ部門

レグザ Z990R（液晶フラッグシップ）

TVS REGZAは、ブランド史上最大サイズとなる110型の4KミニLED液晶テレビ「110Z990R」を発表した。タイムシフトマシン機能も搭載。2025年2月発売予定で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は550万円前後。

特徴：

• 110型という圧倒的な大画面
• 4K MiniLED液晶技術
• レグザエンジンZRα搭載
• タイムシフトマシン機能
• Dolby Atmos対応×上・左・右・低音域専用合計20個のスピーカー搭載で超々リアル！

レグザ Z970R（液晶フラッグシップ）

新開発 高輝度 ファインMini LED液晶パネルが、より緻密に、よりリアルを追求した色彩を実現しました。Z970Rは「高輝度 ファインMini LED」を採用し、ピーク輝度が従来比約1.2倍、エリアコントロールの細かさが約1.4倍になりました。

特徴：

• Z970Rは合計13個のスピーカーを搭載し、特にサイドスピーカーが強化されています。Z970Rの音声出力は150Wで、Z970Nの122Wから約23%アップしています。
• レグザインテリジェンス（生成AI）対応
• サイズ：65型、75型、85型
• Dolby Atmos対応×上・左・右・低音域専用合計20個のスピーカー搭載で超リアル！

Sony BRAVIA 9 XR90シリーズ（液晶最高峰）

2024年の新モデル「BRAVIA XRシリーズ」がついに登場。Mini LEDバックライト搭載を搭載したフラグシップモデルBRAVIA 9「XR90シリーズ」。Mini LED バックライトとソニーの技術により、4Kブラビア史上最高輝度を実現。従来モデルからピーク輝度を最大1.5倍向上し、どの映像も細部まで輝かせることが可能に。

特徴：

• BRAVIA 9（XR90）ではゾーン数が非常に多くなって、Z9D比でも全サイズで約2倍のゾーン数となっている。
• 認知特性プロセッサー「XR」搭載
• Dolby Vision Gamingにも対応。
• サイズ：65型、75型、85型
• Dolby Atmos対応×壁と天井に反射させて音を届けるスピーカー搭載

シャープ HP1ライン

シャープは、量子ドットとミニLEDバックライト技術を搭載したAQUOS XLEDの新製品「HP1」「HP2」シリーズを、5月31日より順次発売する。新モデルでは、高効率の光反射シートにより従来比約1.5倍のピーク輝度を備え、AQUOS史上最高の輝きと色彩を実現。

特徴：

• フラッグシップHP1には、高輝度・広色域を実現する「N-Black Wideパネル」を搭載。
• 「空間認識AI」に関連している映像調整項目「アクティブコントラスト」の設定は、従来まで入／切を選択できるだけだったが、2025年度モデルから「AI」の項目が追加されるかたちとなった。
• サイズ：55型、65型、75型
• Dolby Atmos対応×上下にもスピーカー搭載

ハイセンス U9Rシリーズ

中国メーカーながら高いコストパフォーマンスと優れた画質で注目を集めるフラッグシップモデル。

特徴：

• Mini LED技術
• 量子ドット技術
• 高輝度・高コントラスト
• Dolby Atmos対応×上下・左右・重低音専用7～8個のスピーカー搭載

TCL C8K

TCLの最新フラッグシップモデルで、優れたコストパフォーマンスが魅力。

特徴：

• Mini LED技術
• 量子ドット技術
• 高画質エンジン搭載
• Dolby Atmos対応×Bang & Olufsenの高度な音響アルゴリズム

有機ELテレビ部門

レグザ X9900Rシリーズ

レグザの有機ELフラッグシップモデル。レグザエンジンとの組み合わせで優れた画質を実現。

特徴：

• 有機EL技術
• レグザエンジン搭載
• タイムシフトマシン対応
• Dolby Atmos対応×上・左・右・低音域専用合計18個のスピーカー搭載で超々リアル！

Sony BRAVIA A95Lシリーズ（量子ドット有機EL）

BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Lシリーズ」レビュー（その１）QD-OLED フラッグシップモデル「XRJ-65A95L」を開封して組み立てから初期セットアップまで。デザインや仕様も前モデルから大きく変化。

特徴：

• QD-OLED（量子ドット有機EL）技術
• 認知特性プロセッサー「XR」搭載
• 高輝度・広色域
• Dolby Atmos対応×アクチュエーター＆重低音専用スピーカー搭載

Sony BRAVIA 8 XR80シリーズ

ソニーの有機ELスタンダードモデル。

特徴：

• W-OLED技術
• 認知特性プロセッサー「XR」搭載
• 優れたコストパフォーマンス
• Dolby Atmos対応×アクチュエーター＆重低音専用スピーカー搭載

シャープ HS1ライン（量子ドット有機EL）

シャープは、4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」シリーズの新製品として「HS1」を発表。65V型/55V型モデルをラインアップし、5月31日より発売する。

特徴：

• QD-OLED（量子ドット有機EL）技術
• 高輝度・広色域
• Medalist S6搭載
• Dolby Atmos対応×上下＆重低音専用11個のスピーカー搭載

シャープ HQ1ライン

シャープは、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED」シリーズの新製品として「HQ1」「HQ2」を発表。「HQ1」が高輝度「S-Brightパネル」を搭載しており、輝度性能にすぐれた有機EL素子と、発光に伴う熱を効率的に抑える独自構造の「クールダウンシールド」を組み合わせることで、明るい部屋でも明暗豊かでダイナミックな映像を楽しめる。

特徴：

• S-Brightパネル搭載
• クールダウンシールド技術
• Medalist S6搭載
• Dolby Atmos対応×上下＆重低音専用9～11個のスピーカー搭載

パナソニック Z95Bシリーズ

パナソニックの有機ELフラッグシップモデル。

特徴：

• 有機EL技術
• HCX Pro AI搭載
• 高画質処理
• Dolby Atmos対応×ラインアレイ＆上左右＆低音専用、合わせて6個のスピーカー搭載

LG OLED evo G4

LG G4 OLEDは、LGの2024年フラッグシップ4Kテレビです。前モデル同様、一般的なWOLEDパネルよりも優れた輝度を実現するマイクロレンズアレイ（MLA）技術を採用しています。LGのOLED evoパネルと第2世代MLA技術の組み合わせにより、正確な色彩と優れたコントラストを持つ映像を実現し、HDRコンテンツをこれまで以上に美しく表現します。

特徴：

• LG OLED evo G4は、B4シリーズの150%の明るさを実現し、マイクロレンズアレイ技術により各ピクセルの輝きを増幅します
• Alpha 11 AI プロセッサー搭載
• 144Hzリフレッシュレート、NVIDIA G-Sync、AMD FreeSync Premium、0.1ms応答時間による究極のゲーミング体験
• サイズ：55型、65型、77型、83型、97型
• Dolby Atmos対応

Dolby Atmosを最大限活用するポイント

設置環境の最適化

Dolby Atmosを自宅で楽しむのは、思ったよりも簡単です。まず必要なのは、Sonos Arcなど、Dolby Atmos対応スピーカーやサウンドバーです。Dolby Atmosコンテンツをデコードできる処理能力だけでなく、立体的な高さを出せる上向きのドライバーかバーチャルな空間オーディオ体験を再現できる機能が搭載されているスピーカーを選択してください。

接続方法

音楽だけでなく、映画やゲームでもDolby Atmosを体験するには、HDMIケーブルでテレビに接続できるサウンドバーが必要です。（従来の光接続には、Dolby Atmosのように高度なフォーマットを転送できる帯域幅がありません。）

対応コンテンツ

Dolby Atmos Musicは、現在日本では音楽のストリーミングサービスであるApple MusicとAmazon Music HDで配信されていますまた、映画では多くのNetflixオリジナル作品がDolby Atmosに対応しています。

まとめ

ゲーム、アニメ、Vtuber好きにとって、Dolby Atmos対応のハイエンドテレビは音響体験を劇的に向上させる投資です。特に2025年モデルでは、Dolby Atmosは、ピクサーの『メリダとおそろしの森』の公開時に映画館で使用されたのが最初ですが、すぐに家庭やヘッドフォンにも取り入れられ、オーディエンスが映画、音楽、ゲームなどのエンターテイメントを体験する方法を変えました。

今回ご紹介した最新フラッグシップモデルは、どれも映画館レベルの立体音響を自宅で実現できる性能を備えています。液晶では東芝Z970RやSony BRAVIA 9、有機ELではLG G4やSony A95Lなど、それぞれ異なる魅力を持っているので、視聴環境や予算に合わせて選択してください。

立体音響で、あなたの視聴体験を次のレベルへ押し上げましょう。

投稿者プロフィール

宝居すい黒の電子

テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機などの黒物家電が好きすぎて、あほみたいに詳し過ぎる黒物家電馬鹿、すいと申します。

〇このブログを始めたきっかけ

このブログを始めたきっかけは、最新技術が大好きだからです。

特に、テレビがナノデバイス化したときは本当に心が躍りました。

最近はやりの「量子ドット」のことです。

現在どころか、未来のナノデバイスの知識まで豊富なほど黒物家電の最新技術が大好き。

調べて知ることが趣味となっており、それらを書き留めておく意味合いもあって始めました。　


〇黒物家電の詳しさについて

例えば、DisplayHDR規格の色深度や色域、コントラスト比。

HDMIの最大データレート。

スピーカーのドライバーユニット、振動板の素材、S / N比、THD＋N等、専門的な知識がたっぷりございます。


〇好きなゲーム

ニーア オートマタ、FF15、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド、ティアーズ オブ ザ キングダム、Ghost of Tsushima、SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEです。

FF15に関しては賛否あり、確かに欠点が少なくございませんが、かなり挑戦的だった点、戦闘、途中までのストーリー、アーデン、アラネア、イリス、ゲンティアナなど一部のキャラクターが好きでした。


〇好きなラノベの好きなキャラ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ベル、フィン・ディムナ、ティオナ・ヒリュテ、シル・フローヴァ、リュー・リオン、ヘスティア


田中〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜

タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル


ソードアート・オンライン

キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン


精霊幻想記

リオ、クリスティーナ＝ベルトラム、セリア＝クレール、アリア＝ガヴァネス、アイシア、サヨ、ギュスターヴ＝ユグノー、村雲 浩太、リーゼロッテ＝クレティア、コゼット


〇好きな声優（最推しのみ）

松岡禎丞さん


〇好きなVtuber（最推しのみ）

結城さくなさん、湊あくあさん


〇好きなアーティスト（最推しのみ）

hydeさん


よろしくお願いいたします!

最新の投稿

• 未分類2025年7月1日【2025年最新】動画配信サービス徹底比較！おすすめ人気ランキング決定版
• 未分類2025年7月1日IMAX ENHANCEDとは？自宅が映画館に変わる驚愕技術
• 未分類2025年7月1日Apple AirPlayとは？映画を大画面で楽しむ神機能
• 未分類2025年6月30日DTS:X対応テレビおすすめ3選！映画館級音響を自宅で体験