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さて、最近SNSやYouTubeのコメント欄で、こんな声を目にしませんか?
「卒業ライブしておいてすぐ転生するなんてズルい」 「前世の要素を残すのは図々しい」 「もっと後ろめたそうにしろ」
この問題については感情論を捨てて、冷静に考えることをおすすめします。これって私たちが普通にやっている「転職」と何が違うんでしょう?
2024年、ホロライブだけで7名もの人気メンバーが卒業。登録者数を考えると、その影響は計り知れません。でも、彼女たちを批判する声の多くは、実は論理的根拠に乏しいのではないでしょうか?
この記事では、サラリーマンの転職経験者として、Vtuber転生を客観的に分析してみました。
アイデンティティの科学から権利問題まで、データと事実に基づいて検証した結果、見えてきた真実とは?転生批判に疑問を感じている方、一緒に考えてみませんか?
Vtuberの転生にモヤモヤまたは嫌だという人が意外にも多い件について
Xの投稿やYoutube動画のコメント欄を見ていると、比較的、Vtuberの転生にモヤモヤしている人やはっきりと嫌だと発言している人が少なくないことがわかります。
特にホロライブは、2024年6月28日そつぎょ…ではなく、8月28日卒業の湊あくあさんから始まり、ワトソン・アメリア、セレス・ファウナ、沙花叉クロヱ、紫咲シオン、七詩ムメイ、がうる・ぐらと一気に7名ものホロメンが抜けていきました。
あくたんが卒業する前のホロメンの人数は67人。たった1年の間に約10.5%ものホロメンが卒業したのです。登録者割合でいえば、もっと衝撃的な数値になると思います。
Vtuberの転生にモヤモヤまたは嫌だと言っている人の言い分はこんな感じ。
- 卒業ライブしといてすぐに転生していることを否定
- 卒業ライブが集金ライブに感じている
- 転生後の見た目が似ているのを否定
- 前世の要素を残してファンを引き継いでいることが図々しいと感じている
- 転生後の配信時に、卒業したことの後ろめたさを感じていて欲しい
このような理由から、Vtuberの転生にモヤモヤまたは嫌だと感じているようです。
Vtuber転生は非難されて当然?
Vtuber転生の比較対象として、最もわかりやすい比較対象は転職になります。
働いた経験のある人、もっと言えば転職経験ある人であれば理解しやすいのではないかと思います。もちろん、Vtuber転生と転校を比較してもいいと思います。
ちなみに、リクルートエージェントの「異業種転職の実態調査」によると、異業種転職の割合は51.4%なのだそうです。思ったより多いんですね。
つまり48.6%の人が同業種転職ということになります。一般人が同業種、つまり、同じVtuberに転職したひとが非難されることはおかしいということになります。
Vtuber転生を非難してしまったら、転職も転校も非難される行いということになります。
「Vtuberは個人事業主であって転職とは違う」と言われたら、比較対象を経営者やアイドルに変えます。
経営者が自社を売却して他の会社を立ち上げることは非難される行いなのか? アイドルが卒業したのち、同じ芸能界で活躍し続けることが非難される行いなのか?
私たちが生活のために働いている過程で、徐々にメリットよりデメリットの方が大きくなり、転職を考えることはその人の自由だと考えます。
つまり、Vtuber現在の事務所を卒業して、同じYoutubeというメディアで活躍し続けることは、非難される行いとは言えないのではないでしょうか?
Vtuberは卒業してすぐに転生するのは非難されて当然?
同じく転職で例えてみます。生活がありますし、家族、特にお子様がいるご家庭であれば多くの人が同じように考えると思います。
「退職した次の日から転職先で働きたい」
一日でも日が開いてしまっては、収入が大きく減少してしまうので来月の支払いに困ってしまうからです。
「Vtuberはサラリーマンより稼ぎが良いので困らない」そう考える人もいるかもしれませんが、稼ぎがいいのは一部のVtuberだけとなります。
そう考えると論点がズレてしまいます。Vtuberなんて関係なく、稼ぎがいい人であればVtuberに限らず、他の人も非難されていなければおかしくなってしまいます。
けれど結局のところ、退職後次の日から他の会社で働こうがニートになろうが、本人の自由というポイントは変わりありません。
つまり、Vtuberだって卒業してすぐに転生したって非難される行いとは言えないのではないでしょうか?
そもそも、例えばあくたんは卒業後2か月間も無収入だったことになります。少なくとも私であれば、無収入な状態が2か月間も続いていたら不安とストレスに苛まれることになるでしょう。
卒業ライブが集金ライブに見えるから非難されて当然?
やはり、企業と雇用関係にある私たちのような一般人について考えてみたいと思います。
私たち労働者が、自己都合で退職する場合には転職することになります。一方で、年齢により退職することになる場合には、すこしVtuberの卒業に似た状況になります。
全企業ではありませんが、退職金をくれる会社は珍しくないからです。厚生労働省が平成30年に行った「退職給付(一時金・年金)の支給実態」調査では、退職金制度がある企業は全体の約80%と驚異的な割合を誇ります。
平成30年の厚生労働省「就労条件総合調査結果の概要」によると、勤続20年以上かつ45歳以上の退職者(大学卒)に対して支払った退職金の平均額は、定年退職の場合は1,983万円、自己都合退職の場合は1,519万円。
大学卒の従業員が自己都合で退職した場合、勤続年数3年で23万8000円、5年で47万円、10年で112万2100円となります。
卒業ライブが集金ライブに感じられる理由は、その後すぐに転生するからそう感じてしまうわけです。
ですがそうなると、例えば勤続10年で自己都合退職により112万円もらった人は、転職が許されないということになってしまいます。
卒業ライブをしない場合、どのようになるのかも考えてみましょう。
まず、思い出として最後の晴れ舞台(卒業ライブ)を希望しているファンを悲しませることになります。
さらに、Vtuber事務所の稼ぎが減ります。例えばあくたんの卒業ライブでは、スパチャだけで4600万円を稼いだと言われていますが、そのうち半分を事務所が受け取れるのだとしたら、企業にとっても金銭的なプラスができます。
もっと細かいことを言うと、そもそも退職金制度を採用する企業の目的は、無視できないメリットを見込んでのことです。
優秀な人材に長期間働いてもらえますし、新たな人材の確保の際メリットとして提示できます。
退職金は企業側にとって金銭的マイナスになりますが、Vtuber事務所の退職金代わりに値する卒業ライブでは、金銭的マイナスすらなさそうです。むしりプラスかも?
卒業するときに、あくたんみたいに立派な卒業ライブまでしてくれるVtuber事務所なら信頼できるので、是非ともホロライブに所属したいと有能な人が集まってくれることになるでしょう。事務所にとってプラスの方が大きそうです。
また、卒業ライブはクラウドファンディングに似た側面も持ち合わせていると考えてもよさそうです。
卒業ライブにて投げ銭する人たちは、「今まで楽しませてくれてありがとう」っていう謙虚な姿勢でのお礼している人だけとは限りません。
「卒業後のVtuber転生に期待しています」っていうクラウドファンディング的期待も込めて投げ銭される方だっているかもしれません。
そもそもが卒業ライブは無料視聴可能なので、否定派は視聴しない、スパチャしないという選択が自由です。
逆に言えば、卒業するVtuberに今までありがとうという気持ちを込めてスパチャを投げる人がいても自由です。
卒業するVtuberがまったく愛されていなければ、スパチャ額も0円に近く、グッズすらろくに売れないのではないでしょうか?
卒業ライブはタダではありません。ライブがVtuberの自腹であることは有名です。ホロライブのような大規模なライブとなると1,000万円を超えてもおかしくありません。
回収できるかどうかもわからないのに1,000万円もの自腹ができるってすごくありませんか?
アイドルだって卒業ライブはやりますし、経営者だって企業を売却して収益を得られます。従業員も退職金をもらえて、Vtuberだけが卒業ライブを非難されるとなると、さすがに理不尽だと思うのです。
Vtuber転生後のアバターが似ていると非難されて当然?
VRChatなどのソーシャルVRの台頭により、”アバターが自分の身体であるという感覚”になることに注目が集まっています。
VR空間で触られているのにもかかわらず、実際に自分が触られているように感じてしまう。つまり”アバターが自分の身体であるという感覚”。
話は変わりますが「アイデンティティ」ってご存じでしょうか? 自己同一性、つまり「自分が何者であり、どのような人間であるかを理解し、過去から現在まで一貫した自己像を持つこと」がアイデンティティになります。
一方で、「プロテウス効果」という現象にも注目が集められています。「仮想現実空間などで自分を表現するアバター(分身)の見た目が、その人の行動や心理、さらには現実世界での振る舞いにまで影響を与える心理効果」のことになります。
何が言いたいのかというと、「転生後の見た目が似ている」方が、「アイデンティティ」を失いにくく、自分らしく動画配信できるということにほかなりません。
逆に言うと、転生後の見た目を大きく変えてしまうとその見た目に引っ張られて、ふるまいに差が生じ、ファンを悲しませてしまう恐れもあるということになります。
私たち一般人は、Vtuberと違って気楽です。自分の身体は自分のモノなので、転職するたび身体を買い取る必要がないのですから。
自分とは思えないアバターに、自分だと思えるまでなじませていかなきゃならないVtuberはみんな、見えないだけでそれはそれはもう、大きなストレスを感じていると思います。
だって、したくもない美容整形を強制されているのと同じことですよね?
Vtuberに対して、全くの別人に見えるように整形しろと強制してしまうのはやっぱり、理不尽だなと思うのです。慣れ親しんだ転生前のアバターに近い転生後アバターの方が、心穏やかに配信できると思います。
転生前のアバターは、捨てたくて捨てているのではありません。本当であれば、転生後も同じアバターでVtuberを続けたいのではないでしょうか?
けれど高すぎて買い取れない、もしくはそもそも買い取れないのか、自分の身体なのに権利の問題が立ちはだかります。転職を気軽にできないだなんて、かなりきついと思います。
それは、辛いことがあっても続いても、簡単には逃げられないということ。ちなみに私は、ブラック企業と判明したら速攻転職します。
Vtuber転生後のファンを引き継いだら非難されて当然?
「前世の姿を捨てたくせに、前世の要素を残してファンを引き継いでいることが図々しい」との考え方になります。
まず、前世を捨てたくて捨てたわけではないということだけははっきりしていると思います。
転職した経験ある私だって、転職したくてしているわけではないからそれはわかります。だって、転職すると金もかかるし手間もかかるし時間もかかるし疲れるし、本当に大変なんですから。
それでも無視できない、デメリットがゆっくり積み重なって、そのうちメリットを超えてマイナスになってしまう時が来ます。
それすら我慢してそこの会社で働き続けるとなると、それは本当に、心をすり減らす、楽しくない行いとなり果てます。
笑顔も消えますし、会話だって苦痛になります。その状態で動画配信を続けるだなんて、それは無理でしょう…。
ちなみにですが、ただの従業員である私が同業種転職した場合、顧客も一緒についてくることは珍しくありません。
そうなると私も非難されることになりますし、私以外のサラリーマンも同じですよね?
顧客に対して、やめるので転職先について来てくださいとお願いしているわけではありません。そもそも企業に対してそんな図々しいことお願できますか? したらむしろついてこなさそうですよね?
Vtuberに対しては「前世の人格はそこに置いてこい」といった発言も見られますが、それが難しいこと、「アイデンティティ」の問題で説明した通りです。
つまり「前世の人格を置いてくる」ことは不可能です。自分を見失って病気になりかねません。カンタンな事ではないですし、誰にでもできることではないのです。長くそのアバターで生きていればいるほど…。
一般人として企業に雇用されている人ですら、顧客が付いてくることがよくあるのに、Vtuberだけ非難されているとなるとやはりかわいそうに思います。
Vtuber転生後の後ろめたさを感じるのが当たり前?
「転生後の配信時に、卒業したことの後ろめたさが見て取れない」と発言されている人もいますが、この方はきっと、「後ろめたさ」の意味をはき違えていると思います。
それは、転職したサラリーマン、転校した学生、自社売却した経営者、アイドルを卒業した芸能人もみんな、「後ろめたさ」を感じなければならないとウイことに他なりません。
ちなみにですが「後ろめたい」の意味は、 「自分に、やましいところがある」状態のことです。
つまり百歩譲って、情報漏洩等で契約加除されたVtuberさんであれば、多少、「後ろめたさ」を少しは感じろよといわれてしまっても無理もないと判断できなくもないということになります。
契約違反が本当か嘘か、事実がどうなのかは置いておいて、名目上は事務所に迷惑かけたことになりますので。
とはいえ職業選択の自由があるのですから、その後またVtuberに転生することは自由なのであって、「後ろめたさ」を感じる必要はないと思います。それは契約解除されたVtuberさんだって同じ。
そう考えると、転生後は「後ろめたさ」を感じながら配信しろって言うのは理不尽だと思います。
卒業も転職も転校も売却も、悪いことではありませんから。
ただの従業員と違ってVtuberは大変
Vtuberが転生する際には、一般人が転職するよりも難しく面倒な権利上の問題が発生します。
VTuberの名称に係る商標権、イラスト(アバターなど)に係る著作権、その他楽曲・動画等のもろもろに係る権利等について。
卒業したければ、見た目(アバター)を変えなければならないのです。
アバターであってもアイデンティティが働き、「プロテウス効果」までわかっていますので、今後、もしかしたらアバターの権利は中の人に帰属するという法律ができる可能性だってあります。
そうしなければ精神的に壊れてしまう可能性だって秘めているので…。名前と同じだと思います。
例えば本名で芸能活動していた加護亜依さんが、「加護亜依」名の商標登録されている問題についてとかなり似ています。
商標登録している以前に、生まれたときから使っている本来であれば本人に帰属するはずの本名を自由に使えないのです。
そのため芸能人は、芸名を使うもしくは商標登録された芸名がタレントに帰属した上で移籍することができる旨をお互いに予め合意し、それを契約書に明記しておくなどする必要があります。
前世のアバターを捨てたくて捨てているVtuberはまずいないのではないでしょうか? それは自分の本名を捨てたくて捨てている芸能人がいないことと同じことだと思います。
まとめ:Vtuber転生は当然の権利である
今回の分析を通して明らかになったのは、Vtuber転生への批判の多くが感情論に基づいており、客観的な根拠に乏しいということです。
私たちが日常的に行う転職や転校と本質的に変わらないVtuber転生を、なぜ特別視して批判するのでしょうか?むしろVtuberの方が、アバターの権利問題やアイデンティティの維持など、一般人より困難な状況に置かれています。
重要なポイント: ・転生は職業選択の自由の範囲内 ・卒業ライブは退職金と同じ正当な権利 ・アバターの類似性は心理的必要性 ・ファンの引き継ぎは自然な現象
ホロライブの大量卒業も、個人の判断を尊重すべき事案です。私たちファンにできることは、彼女たちの新たなスタートを温かく見守ることではないでしょうか。
転生批判に疑問を感じていた方、この記事で少しでも理解が深まったなら幸いです。Vtuber業界がより健全に発展するためにも、感情論ではなく冷静な視点が必要だと考えています。
投稿者プロフィール
- 黒の電子
-
テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機などの黒物家電が好きすぎて、あほみたいに詳し過ぎる黒物家電馬鹿、すいと申します。
〇このブログを始めたきっかけ
このブログを始めたきっかけは、最新技術が大好きだからです。
特に、テレビがナノデバイス化したときは本当に心が躍りました。
最近はやりの「量子ドット」のことです。
現在どころか、未来のナノデバイスの知識まで豊富なほど黒物家電の最新技術が大好き。
調べて知ることが趣味となっており、それらを書き留めておく意味合いもあって始めました。
〇黒物家電の詳しさについて
例えば、DisplayHDR規格の色深度や色域、コントラスト比。
HDMIの最大データレート。
スピーカーのドライバーユニット、振動板の素材、S / N比、THD+N等、専門的な知識がたっぷりございます。
〇好きなゲーム
ニーア オートマタ、FF15、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド、ティアーズ オブ ザ キングダム、Ghost of Tsushima、SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEです。
FF15に関しては賛否あり、確かに欠点が少なくございませんが、かなり挑戦的だった点、戦闘、途中までのストーリー、アーデン、アラネア、イリス、ゲンティアナなど一部のキャラクターが好きでした。
〇好きなラノベの好きなキャラ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ベル、フィン・ディムナ、ティオナ・ヒリュテ、シル・フローヴァ、リュー・リオン、ヘスティア
田中〜年齢イコール彼女いない歴の魔法使い〜
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル
ソードアート・オンライン
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン
精霊幻想記
リオ、クリスティーナ=ベルトラム、セリア=クレール、アリア=ガヴァネス、アイシア、サヨ、ギュスターヴ=ユグノー、村雲 浩太、リーゼロッテ=クレティア、コゼット
〇好きな声優(最推しのみ)
松岡禎丞さん
〇好きなVtuber(最推しのみ)
結城さくなさん、湊あくあさん
〇好きなアーティスト(最推しのみ)
hydeさん
よろしくお願いいたします!
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