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正直に言うと、配信を始めた当初、私は大きな失敗をしました。
「コンデンサーマイクは高音質だから配信に最適」。そんなネット情報を鵜呑みにして、2万円のコンデンサーマイクを購入。届いた日、わくわくしながらセットアップして初配信を開始しました。
視聴者からの最初のコメント。
「声が反響してる」
「何か音がこもってる」
問題はお部屋でした。6畳のワンルーム、壁は平坦、カーテンすらない窓。コンデンサーマイクの高感度が裏目に出て、部屋鳴り(反響音)を全部拾ってしまっていたのです。結局そのマイクは使わなくなり、ダイナミックマイクを買い直すことに。無駄な出費になりました。
「配信用マイク選びで最も重要なのは「音質」ではない!」
「あなたの配信環境です!」
この記事では、物理化学的な技術知識に基づいてコンデンサーマイクとダイナミックマイクの本質的な違いを解説します。あなたの環境と配信スタイルから逆算した最適解を見つけられるように。3年間、両方のマイクを使い続けて分かった失敗ポイントと技術的根拠も包み隠さず共有いたします。
マイク選びの答えは、あなたの部屋の中にある。
「コンデンサーマイクが高音質」は半分正解、半分不正解
初めて配信用マイクを探すとき、検索結果の多くが「コンデンサーマイク=高音質」と紹介しています。これは確かに間違いではないんです。
ただし、これには「理想的な音響環境」という前提条件がついてくるのです。
私の最初の失敗は、この前提条件を見落としたことにあります。2万円のコンデンサーマイクを購入し、セットアップした瞬間から違和感がありました。
自分の声は確かにクリアに録れている。でも、キーボードのタイピング音、エアコンの動作音、隣の部屋のテレビの音まで全部拾ってしまうのです。
さらに深刻だったのが「部屋鳴り」。
6畳のワンルーム、壁紙が貼られた平坦な壁、カーテンなしの窓。音が壁に反射して、まるでお風呂場で喋っているような反響音が配信に乗ってしまったのです。
視聴者からのコメントで初めて気がつくのです。
「なんか声が遠い」
「エコーかかってる?」
コンデンサーマイクの高感度。良い環境では「繊細な音」を拾う武器になるが、悪い環境では「すべての雑音」を拾う弱点になる。
結局、1ヶ月後にダイナミックマイクを買い直すことに。口元10cmに設置すると、キーボード音も部屋鳴りもほぼ消えました。音質はコンデンサーほど繊細ではないのですが、視聴者が求めているのは「クリアに聞こえる声」。「スタジオ品質の録音」ではなかったのです。
この経験から学んだ本質。
マイク選びの8割は環境が決める。
あなたの部屋は防音されているか?
吸音材は壁にあるか?
外部からの騒音は入ってこないか?
これらの答えがすべて「YES」なら、コンデンサーマイクの真価を発揮できます。一つでも「NO」があるなら、ダイナミックマイクが現実的な選択肢になるでしょう。
物理で理解する:コンデンサーとダイナミックの決定的な違い
マイクの「音質の違い」を語る前に、まず物理的な動作原理を理解していただきたい。この違いが、配信における適性を根本的に決めています。
コンデンサーマイクの仕組み:電気容量の変化で音を捉える
コンデンサー(キャパシタ)とは、電気を蓄えるパーツのこと。マイク内部には、金属の薄い振動板(ダイアフラム)と固定電極の2枚の金属板があり、この間に電圧をかけています。
音波が振動板に当たると、2枚の金属板の距離がわずかに変化。距離が変わると電気容量が変化し、その変化を電気信号として出力する仕組み。
ここがポイント。
振動板が極めて薄く軽い(数ミクロンの金属膜)ため、わずかな音圧の変化にも即座に反応します。これが「高感度」「繊細な音」を拾える理由です。
ただし、薄い金属膜は衝撃に弱く、湿気で酸化しやすいという欠点が…。また、電圧をかけるために「ファンタム電源」(+48V)という外部電源が必要になります。
ダイナミックマイクの仕組み:電磁誘導で音を電気信号に変換
ダイナミックマイクの内部には、振動板にコイルが取り付けられており、すぐ近くに強力な磁石があります。
音波が振動板を振動させると、コイルが磁界の中で動作。この動きによって「電磁誘導」が発生し、電気信号が生まれます。中学の理科で習う「フレミングの右手の法則」そのままの原理。
ここがポイント。
コイルと磁石という物理的な質量がある部品で音を捉えるため、振動板はコンデンサーより厚く重い。その分、感度はコンデンサーに劣るものの、大きな音圧にも耐えられる。外部電源不要で頑丈です。
S/N比と感度の技術的比較
S/N比(Signal-to-Noise Ratio)とは、「信号(欲しい音)」と「ノイズ(雑音)」の比率のこと。
コンデンサーマイクは感度が高いため、小さな音でも大きな信号として出力できます。結果としてS/N比が良好…に見えるのですが、これは「ノイズも大きく拾う」という裏返しでもあるのです。環境音が多い場所では、ノイズも信号も両方大きくなり、S/N比のメリットが相殺されます。
ダイナミックマイクは感度が低いため、マイクに近い音(=あなたの声)だけを大きく拾います。一方で、配信者には大きなメリットとなる、遠くの音(環境音)は拾いにくいという特徴。物理的に「近接効果」が働き、口元に近づけるほど低音が強調され、明瞭な音声になるのです。
つまり何か?
コンデンサーは「すべての音を公平に拾う優等生」。
ダイナミックは「目の前の音だけを集中的に拾う職人」。
配信で重要なのは、「視聴者に届ける声」だけをクリアに拾うこと。ゲーム実況でキーボード音やマウスクリック音を拾いたくない場合、ダイナミックマイクの「近い音だけ拾う」特性が圧倒的に有利になります。
ゲーミングヘッドセットに搭載されるマイク、ゲーミングマイクの多くに、ダイナミックマイクが採用されている理由。
この物理的な違いを理解すると見えてきます。
「なぜプロの配信者はダイナミックマイク(SHURE SM7Bなど)を使うのか」
彼らは音質ではなく、収音の制御性を重視しているのです。
あなたの部屋、マイクに向いてる?30秒でわかる環境チェック
技術的な違いが分かったところで、実践的な質問をしましょう。
あなたの配信環境は、どちらのマイクに向いているのか?
これを判断するための簡単なテストを3つ紹介します。
テスト1: 部屋鳴りチェック(手を叩くだけ)
配信する部屋で、一度手を強く叩いてみてほしい。
- パァン!という音がすぐ消える → 吸音性が良い(コンデンサー向き)
- パァン…ン…ンと響く、ビィーンと鳴る → 反響が強い(ダイナミック推奨)
私の部屋は完全に後者でした。壁紙の平坦な壁、カーテンのない窓、床はフローリング。音が反射しまくる環境。
改善策として、厚手のカーテン、本棚、布製のぬいぐるみなどを配置しました。それでも完全には消えなかったんです。結局、コンデンサーマイクでは部屋鳴りを拾い続けることに。
ダイナミックマイクに変えてマイクを口元10cmに近づけると、部屋鳴りの影響がほぼ消えました。近接効果で口元の音だけが強調され、遠くの反響音は相対的に小さくなるからです。これが物理の力。
テスト2: 外部音・生活音チェック
配信中、以下の音がどれくらい聞こえるか確認してほしい。
- 隣の部屋のテレビ、会話
- 外の車の音、選挙カー
- エアコン、PC冷却ファンの動作音
- 家族の足音、ドアの開閉音
これらが「ほとんど聞こえない」なら、コンデンサーマイクでも問題ないでしょう。
「時々聞こえる」「結構聞こえる」なら、ダイナミックマイクが安全策。コンデンサーマイクは、あなたの耳に聞こえる音はすべて拾うと考えたほうがいいでしょう。
私は一人暮らしですが、築20年の木造アパート。隣の部屋の生活音、外の車の音が普通に聞こえます。コンデンサーマイク使用時、視聴者から「誰かテレビ見てる?」とコメントされたこともありました。恥ずかしかった…。
テスト3: マイクと口の距離問題(画角との戦い)
配信では、視聴者に顔を見せる人も少なくないと思います。ここで重要なのが「マイクが視界(画角)にどれくらい入るか」という問題。
コンデンサーマイクの多くはサイドアドレス型(マイク本体の側面に向かって喋る)。大きなショックマウント、ポップガードが必要で、デスク上でかなりの存在感があります。カメラに映り込むと、視聴者の視線がマイクに行ってしまうのです。
ダイナミックマイクはエンドアドレス型(マイクの先端に向かって喋る)が多い。マイクアームで口元の脇に配置すれば、カメラには先端部分しか映らない。スッキリした画角を保てるのです。
私の場合、Webカメラで上半身を映す配信スタイル。コンデンサーマイクだと、マイク本体・ショックマウント・ポップガードがすべてフレームインしてしまいます。見た目が窮屈。ダイナミックマイクに変えてからは、視界がスッキリし、視聴者からも「見やすくなった」と好評でした。
環境診断の結論
以下のチェックリストで、あなたに向くマイクタイプが見えてくる。
| 質問 | YES | NO |
| 手を叩いても反響しない | コンデンサー向き | ダイナミック向き |
| 外部音・生活音がほぼ聞こえない | コンデンサー向き | ダイナミック向き |
| マイクが画角に入っても気にしない | 両方OK | ダイナミック向き |
| 吸音材・防音対策をしている | コンデンサー向き | ダイナミック向き |
YESが3つ以上 → コンデンサーマイクの真価を発揮できる
NOが2つ以上 → ダイナミックマイクが現実的
私のようにNOが3つなら、迷わずダイナミックマイク一択。
配信スタイル別:失敗しないマイク選択マトリクス
環境診断ができたら、次は「何を配信するか」でマイクを絞り込みます。
ゲーム実況・FPS配信:ダイナミックマイク推奨
ゲーム実況では、キーボードのタイピング音、マウスのクリック音が最大の敵。特にメカニカルキーボードを使っている場合、カチャカチャ音が配信に乗ると視聴者のストレスになります。
コンデンサーマイクは、キーボードから30cm離れていても余裕でタイピング音を拾います。ノイズ除去ソフトで消そうとすると、声の音質も劣化。本末転倒です。
ダイナミックマイクを口元10cmに配置すれば、キーボード音は大幅に軽減されます。単一指向性(カーディオイド)、さらに狭い指向性(スーパーカーディオイド)または双指向性を選べば、横方向の音をほぼカットできます。
実際に使ったモデル。
SHURE SM58(定番ダイナミックマイク)、audio-technica AT2040(USB接続ダイナミック、指向性が鋭い)。どちらもキーボード音の混入が劇的に減ります。
歌枠・ASMR・朗読配信:コンデンサーマイク推奨
歌声の繊細なニュアンス、ささやき声の息遣い、ASMR特有の微細な音。これらを拾うには、コンデンサーマイクの高感度が必須。
ただし、環境は整えること。部屋鳴りがあると、歌声に反響音が混ざって「カラオケボックス感」が出てしまいます。最低限、厚手のカーテン、吸音パネル(100均のスポンジでもOK)で対策してほしい感じ!
マイクと口の距離は20〜30cm。ポップガード(破裂音対策)は必須。
実際に使ったモデル。
audio-technica AT2040(エントリー向けコンデンサー、コスパ良好)、RODE NT1-A(ノイズが極めて低い、ASMR配信者御用達)。
雑談配信・Vtuber:環境次第でどちらもあり
雑談がメインなら、必ずしも超高音質は求められないと思います。視聴者が聞き取りやすい、クリアな声が届けばOK。
環境が良い(静か・反響なし)→ コンデンサーマイクで自然な声質
環境が悪い(生活音あり・反響あり)→ ダイナミックマイクで雑音カット
Vtuberの場合、顔は映らないのでマイクの見た目は関係ありません。ただし、トラッキングソフト(FaceRig、VTube Studioなど)を動かしながらの配信はPCに負荷がかかります。ファンの音が大きくなりがち。ダイナミックマイクでPC冷却ファンの音を拾わないようにするのが安全策。
複数人コラボ・対談配信:指向性の使い分けが鍵
2人以上で配信する場合、マイク1本で全員の声を拾うか、複数本使うかで選択が変わります。
1本で済ませるなら、無指向性(全方位から音を拾う)のコンデンサーマイクを中央に配置。ただし、環境音も全部拾うので、静かな部屋限定。
複数本使うなら、各自に単一指向性のダイナミックマイクを持たせます。声が混ざらず、個別に音量調整もしやすいところがグッド。
私が2人コラボ配信をしたとき。
ダイナミックマイク2本(SHURE SM58)をオーディオインターフェース経由で接続。各自のマイクで声を拾い、ミキサーで音量バランスを調整しました。クリアに両者の声が届き、視聴者からも好評でした。
配信スタイル別推奨マトリクス
| 配信スタイル | 推奨マイクタイプ | 理由 |
| ゲーム実況(FPS・対戦ゲーム) | ダイナミック | キーボード・マウス音対策 |
| 歌枠・カラオケ配信 | コンデンサー | 声の繊細さ、広い周波数特性 |
| ASMR | コンデンサー | 微細な音の収音 |
| 雑談・トーク配信 | 環境次第 | 静かならコンデンサー、生活音ありならダイナミック |
| Vtuber | ダイナミック推奨 | PC冷却ファン音対策 |
| 複数人コラボ | 単一指向性×人数分 | 声の分離、音量調整の容易さ |
この表を見て、「自分の配信スタイルはこれだ」と当てはまるものがあれば、マイク選びの方向性が見えてきます。
実際に使って分かった:マイク選びで見落としがちな5つの落とし穴
技術的な違い、環境診断、配信スタイル別の選び方を理解しても、まだ落とし穴があります!
私が3年間、両方のマイクを使い続けて痛感した「購入前に知っておきたかった5つのポイント」を共有します。
落とし穴1: USB接続とXLR接続、将来の拡張性が全然違う
初心者向けの記事では「USB接続が簡単でおすすめ」と書かれています。確かに簡単。PCのUSBポートに挿すだけで使えます。
ただし、USB接続マイクはオーディオインターフェース内蔵のため、そのマイク専用の音質設定になるのです。将来、別のマイクに変えたくなったとき、USB接続マイクはただの置物に…。
私の失敗。
最初にUSB接続のコンデンサーマイクを購入。ダイナミックマイクに変えたくなったとき、USB接続のダイナミックマイクを買い足す必要がありました。結果、マイク2本、合計4万円の出費。痛かった。
正解はこう!
XLR接続対応のマイク+オーディオインターフェースを購入していれば、マイクだけ買い替えればよかった。オーディオインターフェースは使い回せるため、長期的にコスパが良い。
最近では、USB/XLRハイブリッド接続のマイク(SHURE MV7+、MAONO PD100Xなど)も登場しています。最初はUSBで簡単スタート、将来的にオーディオインターフェースを導入してもマイクはそのまま使えます。これが最も賢い選択肢。
落とし穴2: ファンタム電源の追加コストを忘れていた
コンデンサーマイクは、動作に「ファンタム電源(+48V)」が必要。
USB接続のコンデンサーマイクは、USB経由で電源供給されるため別途機材不要。
XLR接続のコンデンサーマイクは、オーディオインターフェースやミキサーがファンタム電源機能を搭載している必要があります。
私の失敗。
安いオーディオインターフェース(5,000円程度)を購入したら、ファンタム電源がついていなかった。結局、ファンタム電源付きのオーディオインターフェース(15,000円)を買い直し。無駄金。
ダイナミックマイクは外部電源不要のため、ファンタム電源の有無を気にしなくていい。初心者にはこの点でもダイナミックマイクが安全です。
落とし穴3: サイドアドレスとエンドアドレス、視界問題が深刻
マイクの「向き」には2種類ある。
- サイドアドレス:マイク本体の側面に向かって喋る(コンデンサーマイクに多い)
- エンドアドレス:マイクの先端に向かって喋る(ダイナミックマイクに多い)
サイドアドレス型は、マイク本体が大きく、ショックマウント(振動吸収)やポップガード(破裂音防止)も含めるとデスク上で場所を取ります。Webカメラで顔を映すと、マイクがフレームイン確定。
エンドアドレス型は、マイクアームで口元の脇に配置すれば、先端部分しか映らない。視界がスッキリします。
私の経験。
サイドアドレス型のコンデンサーマイクを使っていたとき、視聴者から「マイクが邪魔で顔が見づらい」とコメントされました。エンドアドレス型のダイナミックマイクに変えてからは、画角がスッキリし、視聴者の満足度が上がりました。
配信で顔を映すなら、エンドアドレス型のマイクが圧倒的に有利。
落とし穴4: ダイナミックマイクのゲイン不足問題
ダイナミックマイクは感度が低いため、ゲイン(音量増幅)をかなり上げる必要があります。
声が小さい人、ささやき声で配信する人は、ゲインを最大まで上げてもまだ音量不足…ということが起きるのです。
解決策は2つ。
- マイクプリアンプを追加する(1万円〜)。ノイズを抑えつつゲインを稼げる。
- ゲイン性能が高いオーディオインターフェースを選ぶ(+60dB以上推奨)。
私の失敗。
安いオーディオインターフェースでSHURE SM58を使ったとき、ゲイン不足で声が小さかったのです(普段から私、声が小さめ)。結局、マイクプリアンプ(sE Electronics DM1 Dynamite)を追加購入。1万円の追加出費。
声が大きい人、はっきり喋る人なら問題ないのですが、声が小さめの人はゲイン性能を事前にチェックすること。
落とし穴5: 湿気・衝撃への耐久性差を軽視していた
コンデンサーマイクは精密機器。湿気、衝撃、温度変化に弱い。
私の失敗。
夏場、コンデンサーマイクを毎日、使用した際の出来事。湿気でダイアフラム(振動板)が劣化し、音質が明らかに悪くなったのです。修理に出したら「湿気が原因、保証対象外」と言われ、自腹で修理代2万円。泣きましたね…。
ダイナミックマイクは頑丈。多少乱暴に扱っても壊れない。カラオケ店で使われるマイクがダイナミック型なのは、この耐久性のため。
保管も、コンデンサーマイクは湿度管理が必須(デシケーターや防湿庫)。ダイナミックマイクは、そのままデスクに置きっぱなしでOK。
配信初心者、マイクの取り扱いに不慣れな人は、ダイナミックマイクのほうが安心。
落とし穴まとめ
- USB接続は手軽だが、将来の拡張性ゼロ → XLR/USBハイブリッド型が賢い
- コンデンサーマイクはファンタム電源が必要 → オーディオインターフェース選びに注意
- サイドアドレス型は視界を圧迫 → 顔出し配信ならエンドアドレス型
- ダイナミックマイクはゲイン不足に注意 → 声が小さい人はプリアンプ検討
- コンデンサーマイクは湿気・衝撃に弱い → 取り扱い・保管に気を使う
これらを知っていれば、購入後の「こんなはずじゃなかった」を回避できます。
よくある質問:配信マイクの疑問を全解決
Q1: コンデンサーマイクとダイナミックマイク、どっちが音質いい?
音質の「良さ」の定義次第。スタジオレコーディングのような繊細で広帯域な収音ならコンデンサーマイクが上。ただし配信では、環境音や雑音を拾いすぎると逆効果。ダイナミックマイクのほうが「視聴者に届けるべき声だけをクリアに拾う」という意味で音質が良いケースも多い。環境が整っているならコンデンサー、そうでないならダイナミックが正解。
Q2: USB接続とXLR接続、初心者はどっち?
最初の1本ならUSB接続が手軽。ただし将来性を考えると、USB/XLR両対応のハイブリッドマイク(SHURE MV7+など)がベスト。最初はUSBで簡単スタート、後からオーディオインターフェースを導入してもマイクはそのまま使える。純粋なXLR接続は、オーディオインターフェースやケーブルの知識が必要なため中級者向け。
Q3: マイクアームは必須ですか?
ほぼ必須。デスクにマイクスタンドを置くと、マイクと口の距離が遠くなり、環境音を拾いやすくなる。マイクアームで口元10〜15cmに近づけることで、声だけを大きく拾う。環境音を相対的に小さくできる。特にダイナミックマイクは近接効果(近づけるほど低音が強調され明瞭になる)があるため、マイクアームの有無で音質が劇的に変わる。
Q4: 安いマイクでも配信できる?
できる。ただし5,000円以下のマイクは、ノイズが多い、音がこもる、耐久性が低いなどの問題が出やすい。最低でも1~2万円くらいのマイク(例:audio-technica AT2040、SHURE SM58)を推奨。長期的に見れば、最初から品質の良いマイクを買ったほうが買い替えコストがかからず、結果的に安上がり。
Q5: オーディオインターフェースは絶対必要?
USB接続マイクなら不要。XLR接続マイクを使う場合は必須。オーディオインターフェースの役割は、マイクからの信号をPCが認識できるデジタル信号に変換すること。加えて、ファンタム電源供給、ゲイン調整、ノイズ低減などの機能もある。本格的に配信をやるなら、いずれはオーディオインターフェースを導入することになる。
Q6: 指向性って何を選べばいい?
1人で配信するなら単一指向性(カーディオイド)。マイク正面の音だけ拾い、背面・側面の音をカットする。さらに環境音が多い場合はスーパーカーディオイドやハイパーカーディオイド(指向性がより鋭い)、双指向性(指向性がかなり鋭い×狭い)が有効。複数人で配信するなら無指向性(360度から音を拾う)を中央に配置するか、各自に単一指向性マイクを持たせる。双指向性(前後2方向から拾う)は対談にもおすすめ。
まとめ:マイク選びは「音質」ではなく「環境×目的」で決まる
ここまで読んで分かったと思いますが、配信用マイク選びに「万能の正解」は存在しない!
重要なのは、あなたの配信環境と配信スタイルから逆算すること。
マイク選びの3ステップ
- 環境診断:部屋鳴り、外部音、生活音をチェック → 静かならコンデンサー、雑音ありならダイナミック
- 配信スタイル確認:ゲーム実況、歌枠、雑談など → 目的に応じたマイクタイプを選ぶ
- 接続方式決定:USB接続(手軽)、XLR接続(拡張性)、ハイブリッド型(両立)
予算別スタートライン
- 1万円以下:
- USB/XLRハイブリッドマイク(MAONO PD100X)
- USB接続のダイナミックマイク(HyperX SoloCast 2、FIFINE K670など)
- 1〜2万円:
- USB接続高品質マイク(audio-technica AT2020USB-X、HyperX DuoCast)
- 2〜3万円:XLR接続マイク+本格インターフェース
- audio-technica AT2020+ Steinberg UR12
- audio-technica AT2040 + YAMAHA AG03
- 3万円以上:プロ向けセット
- USB/XLRハイブリッドマイク(SHURE MV7+)
- SHURE SM7B+ Scarlett Solo+ Cloudlifter
将来の拡張性を考えた選び方
最初から完璧を目指す必要はない。ただし、「買い替え」を前提にするなら、以下を意識してほしい。
- USB/XLRハイブリッドマイクを選ぶ → 将来オーディオインターフェースを導入してもマイクはそのまま使える
- XLR接続マイクを買うなら、オーディオインターフェースも同時購入 → 別のマイクに変えてもオーディオインターフェースは使い回せる
- マイクアームは最初から買っておく → どのマイクでも必須、後から買うと二度手間
私の失敗から学んだ最大の教訓。
「音質」だけで選ばないこと。
配信で本当に重要なのは、視聴者にストレスなく声を届けること。部屋鳴りだらけのコンデンサーマイクより、環境音を拾わないダイナミックマイクのほうが、視聴者にとっては「音質が良い」。
あなたの環境、配信スタイル、予算。
この3つから逆算して、最適なマイクを選んでほしい。
投稿者プロフィール

- 黒物家電マニア×ゲーマー
-
はじめまして、すいと申します。
テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。
── 「感動を伝えたい」
このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。
お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。
映画館なんて目じゃないほどの感動。
その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」
このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。
──このブログについて
「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。
量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。
実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。
ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。
──黒物家電への深すぎる愛
完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。
特にナノテクノロジーに心が躍ります。
量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。
遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。
──専門知識(たっぷりあります)
- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N
「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。
──音へのこだわり
技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。
SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。
GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。
すべてが完璧でした。
──忘れられない感動体験
FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。
ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。
ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。
この感動を、誰かにも味わってほしい。
──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)
くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。
ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO
FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。
──RPG好きになった理由
実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。
特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。
だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。
──読書家でもあります
毎日欠かさず読書してます。
推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。
理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。
──好きなラノベのキャラクター
ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア
田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル
SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン
精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット
キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。
──推し(最推し)
声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん
──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです
実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。
それでも好きなものは好き。
そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。
──失敗談も包み隠さず
ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。
重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。
こういう失敗談も、正直に書いていきます。
──ブログ名の由来
「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。
シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。
カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。
──このブログで大切にしていること
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黒物家電の技術的な深掘りから、ゲーム攻略、アニメ・ラノベ語り、推し活まで。
好きなものを、好きなだけ、正直に書いていきます。
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その感動を、誰かに伝えたい。
それが、このブログのすべてです。
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