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オープンイヤー型のイヤホンを買って、後悔した経験はありますか?
以前、似たタイプのイヤーカフ型を試したとき、最大の不満は「音漏れ」でした。電車で使おうとしたら、隣の人がちらっとこちらを見た気がして——それ以来、ずっと使わなくなってしまった。あの気まずさ…。本当に気まずいんですよね。
「耳をふさがずに音楽を聴きたい」という希望と、音漏れと音質と装着感が全部ちょうどよくないと、結局引き出しの奥で眠る。そういうイヤホン、一本や二本じゃないはずです。
そこで気になっているのが、2026年5月22日に発売されたレグザのオープンイヤー型イヤホン「RB-A1S」。テレビブランドとして長年オーディオを磨いてきたレグザが、なぜイヤホンに参入したのか。その答えが、このイヤホンの設計に詰まっているようです。
スペックと公式情報から読み取れる体験変化を、ブラデバ目線で整理しました。
RB-A1Sの基本情報|発売日・価格・カラーを確認しよう

出典:TVS REGZA初・オープンイヤー型イヤホン~片耳質量約5.6gという軽量を実現したレグザイヤホン「RB-A1S」発売(REGZA公式サイト)
発売日は2026年5月22日。希望小売価格は26,400円、Amazonでは24,000円前後で購入できます。
カラーは3色展開。インディゴ、アイボリー、ローズゴールドと、ガジェットらしくない落ち着いたトーンが揃っています。ビジネスシーンでも浮かないデザインを意識しているようで、これは好印象。
「2万円台のオープンイヤーか、高いな」と思った方もいるかもしれません。ただ正直、この価格帯のオープンイヤーは最近増えています。気になるのは価格ではなく、「この価格でレグザが何を差別化しようとしているか」のほうです。
その答えが、次のセクションから見えてきます。
「着けてるのを忘れる」は本当か?装着感の正直な話
RB-A1Sのキャッチコピーは「忘れるほどの着け心地」。
かなり大胆な言葉ですが、スペックを見るとその根拠が見えてきます。片耳の重さは約5.6g。500円玉一枚が約7gなので、それより軽い。充電ケースも約36.8gとコンパクトで、ポケットへの収まりがいいサイズ感です。
素材面でも工夫があります。ホルダー内部にチタン合金製ワイヤーを採用することで、C型カーブの形状を維持しながらも耳への圧迫感を抑える設計になっています。人間工学に基づいたエルゴノミックデザインという言葉だけだと「どのメーカーも言ってる」と感じるかもしれませんが、チタン合金を使ってまで軽さと剛性を両立しようとしている点は、一定の本気度を感じます。
正直なところ、「本当に忘れられるか」は実際に長時間使ってみないと断言できません。耳の形や頭の大きさに個人差もある。でも少なくとも、軽量化と素材選定において手を抜いていないことは、スペックから読み取れます。
ランニングや自転車などでのズレ防止も意識した安定設計で、IP54の防滴性能も確保。汗をかく場面でも気にせず使えます。
あなたが今使っているイヤホン、長時間つけて耳が痛くなったことはありますか。それがRB-A1Sで変わるかもしれない、と思うと少し気になりますよね。
11mmドライバーとレグザ独自チューニングが生む音の世界
「開放型って音がスカスカじゃないの?」
オープンイヤーを試したことのある人なら、一度は感じた疑問ではないかと思います。耳をふさがない設計上、低音が逃げやすいのは物理的な事実。だからこそ、ドライバーの設計が重要になります。
RB-A1Sは11mm大口径振動板と高効率マグネットを採用しています。振動板が大きいほど、低い音域まで再生できる可能性が高い。それを「リッチサウンド」と呼んでいます。聴こえ方としては、低音が沈み込みながらも中高音がつぶれない——そういう設計を目指しているようです。
さらに「黄金サウンドバランス」と呼ばれる独自チューニングが加わります。低音・ボーカル・高音のバランスを整えた設計で、専用アプリから3つの音質モードを切り替えられます。
- ミュージックモード:音楽全般に
- シネマモード:映画・ドラマなどアクション系のSE重視コンテンツに
- クリア音声モード:テレビやオンライン会議など、声を聞き取りたいシーンに
ボーカルの輪郭がはっきり聴こえた、というレビューを見かけました。劇的な低音というよりは、「聴き疲れしない自然な音」という方向性のようです。
通勤中に音楽を聴きながら、駅のアナウンスも聞き逃したくない——そういう場面での使い勝手を最初から設計に組み込んでいる点が、このイヤホンの個性だと思います。
なお対応コーデックはAAC/SBCのみ。LDACやaptXには非対応です。音質を最優先で選ぶ方は、この点を念頭においておいてください。
レグザテレビとの連携がズルい|クリア音声モードとは
このイヤホンの一番の「ズル」はここだと思っています。
クリア音声モードを使うと、レグザのテレビ音声をBluetoothで受け取りながら、周囲の生活音も自然に聞こえる状態が作れます。料理しながらドラマを聴く。子どもの声に気づきながらニュースを聴く。「耳をふさがない」というオープンイヤーの特性が、テレビ視聴との相性で輝く設計です。
さらに、家族とテレビを見るときに音量が合わない問題——「大きすぎる」「聴こえない」という毎晩の小さなストレス——これをRB-A1Sで解消できます。テレビスピーカーとBluetoothイヤホンへの同時出力設定を使えば、それぞれが好みの音量で同じ番組を楽しめる。
一人暮らしではなかなか気づかない機能ですが、家族と暮らしている方には「これ、あったらよかった」と感じてもらえる場面が多いはずです。
※テレビのBluetooth音声出力対応が必要です。また、クリア音声モードの使用には専用アプリのインストールが必要です。
マルチポイント対応で、テレビとスマホを同時接続することも可能(2台まで)。テレビ視聴中にスマホへの着信が入っても、そのまま通話へ移行できます。ここも「ながら使い」の設計が一貫しています。
「レグザのテレビラインナップについてはこちらの記事もどうぞ」
正直な懸念点|向かない人も伝えます
ここは正直に書きます。
①ノイズキャンセリングはありません オープンイヤーの構造上、外音を遮断する機能は搭載していません。騒がしい環境での「音楽に集中したい」という用途には向きません。
②コーデックはAAC/SBCのみ 前述のとおり、LDACやaptX Adaptiveには非対応。Android端末でハイレゾ音源を最高品質で聴きたい方には、音質面で物足りなさを感じる可能性があります。
③音漏れはゼロではない 公式も「完全に防止できるわけではない」と正直に注記しています。音漏れ抑制設計は施されていますが、大音量時や静かな空間では周囲に聴こえる可能性があります。図書館や新幹線のグリーン車など、静粛さが求められる場所では音量調整が必要です。
④クリア音声モードはアプリ必須 テレビ連携の目玉機能を使うには、専用アプリ「レグザイヤホン」のインストールが必要です。手間は数分ですが、「アプリ入れたくない」派の方には少しハードルかもしれません。
これらが気にならない使い方をイメージできるなら、RB-A1Sは十分に魅力的な選択肢です。
こんな人に向いている、こんな人には向かない
向いている人
- 家事・仕事・運動しながら音楽やテレビを楽しみたい
- 長時間着けても耳が疲れないイヤホンを探している
- レグザのテレビを使っていて、連携機能に興味がある
- デザインがシンプルで、ビジネスシーンでも使えるものが欲しい
- IP54防滴で、汗をかく場面でも使いたい
向いていない人
- 電車や外出先でのノイズキャンセリングが必須
- LDACなどでハイレゾ音源を高品質に楽しみたいオーディオファン
- 完全に音漏れゼロを求めている
- アプリなしで全機能を使いたい
あなたはどちらに当てはまりましたか。「向いている」の項目がいくつか重なった方には、試す価値のある一本だと思います。
よくある質問(FAQ)
Q1. RB-A1SはiPhoneとAndroidどちらでも使えますか? A. どちらでも使用できます。Bluetooth 5.4対応で、AACコーデックはiPhoneとの相性が良好です。専用アプリ「レグザイヤホン」もiOS/Android両方で提供されています。
Q2. レグザのテレビを持っていない場合でも使えますか? A. もちろん使えます。クリア音声モードはレグザテレビとの連携機能ですが、通常のBluetooth機器としてスマホやPCに接続して使用できます。
Q3. 運動中にズレ落ちませんか? A. 激しい動きでもズレにくい安定設計と公式が説明しています。チタン合金ワイヤーによるC型カーブの維持と、IP54防滴仕様でスポーツ中の使用を想定した作りになっています。
Q4. バッテリーはどれくらい持ちますか? A. イヤホン本体のみで約8.5時間、充電ケースを合わせると約34時間使用できます。急ぐときは10分の充電で約2時間再生できるスピード充電にも対応しています。
Q5. 音量を自分で調整できますか? A. 本体のタップ操作で再生・停止・曲送りは操作できますが、音量調整はスマートフォン側で行う形式です。専用アプリからタップ操作のカスタマイズも可能です。
Q6. 充電はどの端子ですか? A. USB Type-Cに対応しています。現在主流の端子なので、追加ケーブルなしで使いやすい設計です。
まとめ
レグザ RB-A1Sは、「開放感と音質の両立」をテレビメーカーが本気で挑んだオープンイヤーイヤホンです。
3つの結論
- 片耳5.6gの軽さとチタン合金ワイヤーによる安定設計で、長時間の装着疲れを軽減できる可能性が高い
- 11mm大口径ドライバーと3つの音質モードで、オープンイヤーらしからぬサウンドを目指している
- レグザテレビとのクリア音声連携は、家族と暮らす人や「ながら視聴」ユーザーに刺さる独自機能
ノイズキャンセリングや高音質コーデックを重視する方には向きません。でも「日常の中に自然に溶け込むイヤホン」を探しているなら、チェックする価値のある一本です。
実際の装着感は人によって異なります。ぜひ価格と仕様を自分の目で確かめてみてください。
「オープン型イヤホン選びはこちらで」
投稿者プロフィール

- 黒物家電マニア×ゲーマー
-
はじめまして、すいと申します。
テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。
── 「感動を伝えたい」
このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。
お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。
映画館なんて目じゃないほどの感動。
その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」
このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。
──このブログについて
「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。
量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。
実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。
ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。
──黒物家電への深すぎる愛
完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。
特にナノテクノロジーに心が躍ります。
量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。
遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。
──専門知識(たっぷりあります)
- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N
「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。
──音へのこだわり
技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。
SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。
GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。
すべてが完璧でした。
──忘れられない感動体験
FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。
ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。
ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。
この感動を、誰かにも味わってほしい。
──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)
くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。
ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO
FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。
──RPG好きになった理由
実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。
特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。
だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。
──読書家でもあります
毎日欠かさず読書してます。
推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。
理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。
──好きなラノベのキャラクター
ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア
田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル
SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン
精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット
キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。
──推し(最推し)
声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん
──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです
実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。
それでも好きなものは好き。
そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。
──失敗談も包み隠さず
ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。
重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。
こういう失敗談も、正直に書いていきます。
──ブログ名の由来
「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。
シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。
カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。
──このブログで大切にしていること
✅ 技術的に正しい情報(嘘・誇張なし)
✅ 可能な範囲で実際に使った・プレイした体験(実体験ベース)
✅ 初心者にも分かりやすく(専門用語は必ず解説)
✅ 失敗談も包み隠さず(リアルな情報提供)
✅ 感動を伝える(いい製品との出会いで人生が変わる)
「信頼できる情報源」であることを、何より大切にしています。
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好きなものを、好きなだけ、正直に書いていきます。
いい製品は、感動を与えてくれる。
その感動を、誰かに伝えたい。
それが、このブログのすべてです。
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