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ゲームを2〜3時間プレイしていると、気づいたら耳がじんわり熱くなっている。そのまま続けると痛みに変わって、結局ヘッドセットを外してしまう。
そんな経験、ありませんか。ありますよね? 僕はめちゃくちゃあります!
「夏になるたびに蒸れる」「長時間つけると側頭部が痛くなる」「充電を忘れてプレイ中にバッテリー切れ」——こういった声は、ゲーミングヘッドセットを探している方から繰り返し聞く悩みです。
ただ困るのは、調べても似たような記事ばかりで、結局どれが自分に合うのか判断できないこと。もっとはっきり言うと、使うまではわからないってこと。「おすすめ40選」と並べられても、スペックの羅列では選べない。自分の使い方に当てはまる製品を探すことができない。
この記事では、そういった「選べない」問題を解消するために、悩みのタイプ別に3つのカテゴリーに整理して9製品を紹介します。
カテゴリー1は、ワイヤレスの快適性が目的の方へ。コードの煩わしさ・蒸れ・充電切れを全部まとめて解決したい人向けの選択肢です。
カテゴリー2は、FPSやバトロワで足音を正確に把握したい方へ。音の方向・距離感の解像度にこだわった定位感特化の3台です。
カテゴリー3は、RPGやアドベンチャーを音響ごと楽しみたい方へ。ゲームの世界観に没入するための音の広がりと豊かさを重視した選択肢です。
ランキングで「1位はこれ」と断定する記事とは違う作りになっています。カテゴリーを読んで「自分はここだ」と感じたところから、松・竹・梅の3段階で選んでみてください。
※PS5の3Dオーディオを最大限に活かす設定や対応ヘッドホンについては、「PS5の3Dオーディオってすごいの?おすすめヘッドホンと設定方法」もあわせて読むと、この記事の内容がさらに整理されます。
■ 選ぶ前に知りたい3つの軸
製品を選ぶ前に、判断の土台になる3つの比較軸を整理します。スペックの数字そのものより、「その数字が自分の体験にどう影響するか」を中心に説明します。
① 接続方式:有線か、ワイヤレス(2.4GHz)か
「ワイヤレスは遅延する」という認識は、2020年以前のBluetooth接続の話です。現在主流の2.4GHz帯のワイヤレス(Bluetoothじゃない!)は、遅延が10〜20ms程度まで抑えられており、FPSを含むほぼすべてのゲームで体感差はないレベルに達しています。
有線のメリットは「充電不要・遅延ゼロ・価格が安い」こと。ワイヤレスのメリットは「ケーブルの煩わしさゼロ・自由に動ける」こと。どちらも一長一短ですが、ケーブルでのストレスを感じたことがある人なら、2.4GHzモデルへの移行を強くすすめます。
② 音の定位感:ドライバーの設計と空間オーディオ
定位感とは「音がどこから来るかを正確に把握できるか」という性能です。FPSで言えば、足音の方向・距離・角度の解像度に直結します。
定位感に影響するのは、ドライバーの口径・素材・角度設計と、DTS Headphone:X・Dolby Atmos・360 Spatial Soundなどの空間オーディオ技術の組み合わせ。どのゲームを主にプレイするかで、重視度は変わります。
③ 装着感:重量・イヤーパッド素材・側圧
長時間プレイで最も重要になるのが装着感です。重量300g超のモデルは2〜3時間プレイしているうちに側頭部に重さを感じやすく、合皮イヤーパッドは蒸れやすい傾向があります。
目安として、250g以下なら軽量、メッシュ・ファブリック系パッドなら蒸れにくいモデルが多いです。ただし重量と装着感は必ずしも比例しないため、側圧の設計やヘッドバンドの構造も重要です。
この3軸を頭に置いた上で、以下のカテゴリーから自分に合う選択肢を選んでみてください。
■ カテゴリー1:在宅夜ゲームで「コード邪魔・蒸れ・充電切れ」に悩む人のワイヤレス快適3選
仕事から帰って夜にPS5を起動する。椅子を引くたびにケーブルが引っ張られて、気を遣いながら動く——そういうストレスをそろそろ解消したい人、あるいはすでにワイヤレスを使っているけど充電管理や蒸れが悩みという人向けの3台です。
「ワイヤレスにしたいけどFPSの遅延が怖い」という人も、このカテゴリーの選択肢で解消できます。
【松】Razer BlackShark V3 Pro|参考価格 ¥40,780(2025年8月発売)
2025年8月に発売された、Razerのフラッグシップワイヤレスヘッドセットです。最大の特徴は「第2世代HyperSpeed Wireless」による10msという超低遅延。有線と体感差がないレベルのワイヤレス接続で、FPSプレイ中に遅延を意識する場面はほぼなくなります。
バッテリーは最大70時間。毎日1〜2時間ゲームしても、週1回の充電で回せる計算です。充電中も使用できるUSB-C仕様のため、「プレイ途中で電池切れ→充電を待って中断」という事態も起きません。
ハイブリッド型ANCも搭載しており、深夜のプレイで家族が立てる生活音を気にしながらゲームをする、というシーンにも対応できます。
重量は367gとやや重めですが、実際に使ったユーザーからは「重さが気になると思ったが、側圧の設計のおかげで長時間つけても頭が痛くならない」という声が多く、数字ほどの負担は感じにくい設計です。とはいえ、軽量を最優先する人には向きません。
【竹】SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2|参考価格 ¥24,915~30,282(2026年1月日本発売)
2026年1月16日に日本で発売された、旧Arctis Nova 7(2022年)の正式後継モデルです。
最大の進化はバッテリーで、38時間から50時間へ40%向上。毎日2時間プレイしても3週間以上充電が持つ計算です。月曜に充電したら、翌々週の月曜まで充電しなくていいペース。充電管理のストレスが大幅に減ります。
Gen 2からはスマホアプリ「SteelSeries Arctis Companion」に対応し、コンソールでゲームしながらでも300種類以上のゲーム別EQプリセットをリアルタイムで切り替えられるようになりました。PCソフトなしでPS5プレイ中に音場を調整できるのは、コンソールゲーマーにとって実用的な進化です。
2.4GHz+Bluetoothの同時接続(Mixable Bluetooth)はそのまま継承。PCのゲーム音を2.4GHzで聞きながら、スマホのLINEやDiscordをBluetoothで同時に耳に届けられます。「大事な連絡を見逃したくないけどゲームも止めたくない」人に刺さる機能です。
カプコンカップ12(ストリートファイター6世界大会)の公式ヘッドセットに採用されており、競技の場でも信頼されているモデルです。
【梅】Logicool G435 LIGHTSPEED|参考価格 ¥6,155〜¥8,700前後(2021年発売)
「まずワイヤレスを試してみたい」人の最初の1台として選んだのが、165gのLogicool G435です。ロジクールGシリーズの中で最も軽量なこのモデルは、2〜3時間のプレイでヘッドセットをつけていることを忘れやすく、蒸れや耳の痛みを感じにくいのが強みです。
LIGHTSPEED 2.4GHzワイヤレス対応で、遅延についても低遅延の接続が可能です。¥9,000以下でワイヤレスゲーミングを体験できる価格帯は、「高価なヘッドセットを買うほどのめり込んでいるかわからない」という段階の人にとって、試しやすいエントリーです。
マイクは着脱できない内蔵式のため、配信用途や外付けマイクとの組み合わせには不向きです。音の定位感や重低音もハイエンドには及びませんが、「快適に音を聞きながらゲームする」という基本を十分に満たします。
■ カテゴリー2:APEXやVALORANTで「足音を聞き逃して死ぬのが嫌な人」の定位感特化3選
フレンドとパーティーを組んでいると、自分だけ先に撃たれるシーンが増えてきた。あとから聞くと「あの音で気づかなかったの?」と言われる——そういうことが続いているなら、ヘッドセット側に原因があるかもしれません。
足音の方向・距離・角度を正確に把握する「定位感」は、ヘッドセットによって大きく差があります。このカテゴリーでは、FPS・バトロワで音の解像度を上げることを主目的に3台を選びました。
「足音で敵位置を判断できるヘッドセット」の有無は、特に学者や執行者といったポジションで勝率に影響します。
【松】Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED|参考価格 ¥31,598(2023年7月発売)
プロゲーマーとの共同開発から生まれたモデルで、2023年7月の発売から3年近く経った今も定位感性能での評価は業界上位にあります。
最大の特徴はグラフェンドライバー。振動板の90%がグラフェン素材(炭素原子1層のシート)でできており、従来の素材より軽く・速く振動するため、足音のような低〜中音域の微細な変化をより正確に再現できます。「Apexで敵の足音を聞き分けやすくなり、位置をピンポイントで把握できた」というユーザーの声は、この素材設計に由来するものです。
DTS Headphone:X 2.0による7.1chバーチャルサラウンドと組み合わせることで、音の方向と距離の両方を立体的に把握しやすくなります。バッテリーは最大50時間で、プレイ中の電池切れを気にする必要がない長さです。
イヤーパッドは合成皮革とファブリック(ベロア)の2種類が同梱されており、夏場や長時間プレイではファブリックパッドに交換することで蒸れを大幅に抑えられます。
【竹】SONY INZONE H5|参考価格 ¥19,000(2023年発売)
PS5をメインに使うFPSゲーマーに、最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。
プロeスポーツチームFnaticとの共同開発で、VALORANTやApex Legendsに最適化したEQプリセットが付属しています。購入してすぐに「プロが調整した音設定」でプレイを始められるため、設定で試行錯誤する時間が不要です。
PS5のTempest 3D Audioにネイティブ対応しており、ゲーム内の立体音響設計が意図した通りに耳に届きます。マイベストの検証では「斜め前と真横の境界線も判断しやすい」という定位感の評価があり、位置把握の解像度はPS5ユーザーにとって十分な水準です。
バッテリーは最大28時間ですが、10分の充電で3時間使用できる急速充電に対応しているため、使う前に少し充電しておくだけで長時間プレイに対応できます。
PS5のTempest 3D Audioを最大限に活かす設定方法は、「PS5の3Dオーディオってすごいの?」で詳しく解説しています。
【梅】HyperX Cloud III|参考価格 ¥12,980(2022年頃発売)
「ワイヤレスより先に、有線で定位感の違いを体験してみたい」人の入口として最適な1台です。
充電は不要で、USB-C接続でPS5・PC・Switchに直結するだけで使えます。53mmの大口径ドライバーは角度付き設計で、音が正面から自然に届く音場を作ります。この「角度付き」という設計の意味は、耳の形に合わせてドライバーを傾けることで、スピーカーの音が正面から聞こえる自然な感覚を再現する技術です。
DTS Headphone:Xによるバーチャル7.1ch対応で、¥13,000以下のモデルとしては定位感の水準が高く評価されています。重量は308g程度と標準的な重さです。ワイヤレスに移行する前の「定位感の違いを確認するための1台」として使い始め、その後に上位モデルを検討するという順番も、後悔のない選び方のひとつです。
■ カテゴリー3:FF14やゼルダで「世界観に完全に浸りたい人」の没入音質3選
フィールドを歩くたびに鳴るBGMが、ただの「音」として聞こえてしまう。街の環境音やキャラクターのセリフが、なんとなく平板に聞こえる——そういう「音響でゲームに入れていない感覚」を覚えたことはないでしょうか。
FPSの定位感とは違う次元で、RPGやアドベンチャーには「音の広がりと奥行き」が没入感を左右します。このカテゴリーでは、ゲームの世界観を音で最大化することを目的に選んだ3台です。
【松】SONY INZONE H6 Air|参考価格 ¥27,500(2026年4月24日発売予定)
INZONEシリーズで初めて「背面開放型(オープンバック)」を採用した有線ゲーミングヘッドセットです。
開放型とは、イヤーカップの外側に通気口が設けられた構造で、音が外に抜ける分だけ「音場が広く、自然な広がりを感じやすい」のが特徴です。RPGのオーケストラBGMを開放型で聴くと、密閉型に比べて楽器の音が部屋に広がるような感覚があります。映画館のスクリーンと自宅テレビの違いに近い体験の差です。
PlayStation StudiosのサウンドデザイナーとSONYが共同開発した「RPG/Adventure」EQプリセット搭載で、PS5向けRPGの音響設計に最適化された音を購入当日から使えます。
重量は199gで、INZONEシリーズ史上最軽量。3〜4時間のロングプレイでも装着感の疲れを感じにくい設計です。有線のみのため、PS5やPCのデスク前に座って長時間プレイするスタイルに向いています。
なお、開放型は音漏れが生じるため、深夜に家族がいる環境では周囲への音漏れに注意が必要です。
【竹】SteelSeries Arctis Nova 3P Wireless|参考価格 ¥13,900~¥15,127(2025年6月発売)
2025年6月発売のPlayStation対応特化ワイヤレスモデルです。¥14,000前後でPS5・PCへのデュアルワイヤレス接続ができ、テレビ前のプレイでもケーブルなしでPS5の3D音響を体験できます。
バッテリーは2.4GHz接続時で最大30時間、Bluetooth接続時で最大40時間。15分の充電で最大9時間使えるため、プレイ前に少し充電すれば一晩のRPGセッションを乗り切れます。重量は260gで、長時間のアドベンチャーでも装着感が持続しやすい設計です。
SteelSeriesのArctis Novaシリーズはイヤーパッドの素材と装着感で定評があります。「PS5とPCの両方を行き来しながら、ワイヤレスで手軽にRPGを楽しみたい」人にとって、価格・機能・装着感のバランスが取れた選択肢です。
【梅】Audio-Technica ATH-GL3|参考価格 ¥8,703(2021年10月発売)
「¥9,000以下で、ゲームの世界観に浸れる音質が欲しい」人に迷わず選んでほしい1台です。
日本の音響専業メーカー・オーディオテクニカが開発した密閉型有線ヘッドセットで、ファイナルファンタジーXIVの推奨機種に認定されています。RPG没入音質のカテゴリーの梅として選んだのは、その実績がそのまま根拠になるからです。
音質の特徴は「音の解像度と分離感」。BGMの中にセリフが埋もれにくく、オーケストラの各楽器の輪郭がはっきり聞き取れます。¥9,000以下とは思えない、と感じるユーザーが多いのはこの点です。
有線接続なので遅延ゼロ・充電不要。RPGの長時間セッションで「バッテリーが切れてストーリーの佳境が中断される」ことがありません。重量は約230gと軽く、装着感も側圧が控えめで長時間つけても疲れにくい設計です。着脱式マイクを外せばそのまま音楽鑑賞用ヘッドホンとしても使えます。
正直に書くと、FPSの定位感に特化したモデルには及びません。また低音の重厚感よりも解像度重視の音作りのため、ドンシャリ(重低音強調)の音が好みの方には合わない場合があります。
■ 9機種まとめ比較表(参考価格)
| 製品名 | カテゴリー | 参考価格 | 接続方式 | バッテリー | 重量 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Razer BlackShark V3 Pro | Cat1・松 | ¥40,780 | 2.4GHz+BT+有線 | 70時間 | 367g | 2025/8 |
| SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2 | Cat1・竹 | ¥24,915~30,282 | 2.4GHz+BT同時 | 50時間 | 325g | 2026/1(日本) |
| Logicool G435 | Cat1・梅 | ¥6,155〜¥8,700 | 2.4GHz+BT | 33時間 | 165g | 2021 |
| Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED | Cat2・松 | ¥31,598 | 2.4GHz+BT+有線 | 50時間 | 345g | 2023/7 |
| SONY INZONE H5 | Cat2・竹 | ¥19,000 | 2.4GHz+有線 | 28時間 | ※確認中 | 2023 |
| HyperX Cloud III | Cat2・梅 | ¥12,980 | 有線 | 不要 | 約320〜360g | 2022 |
| SONY INZONE H6 Air | Cat3・松 | ¥27,500 | 有線 | 不要 | 199g | 2026/4 |
| SteelSeries Arctis Nova 3P Wireless | Cat3・竹 | ¥13,900~¥15,127 | 2.4GHz+BT | 30時間(2.4GHz)/40時間(BT) | 260g | 2025/6 |
| Audio-Technica ATH-GL3 | Cat3・梅 | ¥8,703 | 有線 | 不要 | 230g | 2021/10 |
価格はすべて記事執筆時点の参考価格です。実売価格は変動しますので、最新の価格はリンク先でご確認ください。※のセルは運営者が公式サイト・Amazonで確認後に補足予定です。
■ 悩み別おすすめ:あなたの課題から逆引きする
「自分の悩みに直接当てはまる製品を知りたい」という場合は、以下で逆引きしてみてください。
■ 「夏も含めて長時間ゲームしても耳が蒸れない」製品が欲しい → Razer BlackShark V3 Pro(Cat1・松)のニット系イヤーパッド、または Logicool G435(Cat1・梅)の165g軽量設計が有効です。軽さと素材の両面から蒸れを抑えます。
■ 「ワイヤレスの遅延が心配でFPSに使えるか不安」 → Razer BlackShark V3 Pro(10ms)または Logicool G PRO X 2(LIGHTSPEED 2.4GHz)を選べば、有線と体感差がほぼない遅延に収まります。
■ 「APEXやVALORANTで足音の方向をもっと正確に把握したい」 → 予算に応じて Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED(¥33,000台)→ SONY INZONE H5(¥20,000台)→ HyperX Cloud III(¥13,000)の順で選択肢があります。
■ 「FF14やゼルダのBGMに完全に浸りたい、世界観が音で崩れたくない」 → SONY INZONE H6 Air(開放型・PlayStation監修EQ)が、このニーズに特化した設計のモデルです。発売後のレビューを確認してから判断することも選択肢のひとつです。
■ 「PCとPS5の両方で使いたい、切り替えが面倒なのは嫌」 → SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2(2デバイス同時接続・Mixable Bluetooth)が最もシームレスに2台を行き来できます。スマホアプリでPS5プレイ中でもEQ調整が可能です。
■ よくある質問
Q1. ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンって何が違いますか?
A. 大きく2点です。①音の「定位感」:ゲーミングヘッドセットは足音や銃声の方向・距離を把握しやすい音作りが施されています。音楽用ヘッドホンとはチューニングの方向性が異なります。②マイク機能:ボイスチャット用に最適化された指向性マイクが標準搭載されており、キーボード音などの環境音を拾いにくい設計です。
Q2. 2.4GHzワイヤレスの遅延は本当に大丈夫ですか?
A. 現行の2.4GHz対応モデルに限れば、FPSを含むほぼすべてのゲームジャンルで体感できる遅延は生じません。10〜20ms程度の遅延は人間の知覚の限界以下です。BluetoothはFPS用途ではまだ不安定なケースがあるため、FPSプレイヤーはBluetooth接続ではなく2.4GHzモデルを選ぶことをすすめます。
Q3. 密閉型と開放型、どちらがいいですか?
A. 用途によります。FPS・バトロワ → 密閉型(遮音性が高く、外部の音が入りにくいため足音の把握に集中しやすい)。RPG・アドベンチャー → 開放型(音場が広く、オーケストラや環境音の広がりを感じやすい)。ただし開放型は音漏れするため、深夜プレイで家族への配慮が必要な環境では注意してください。
Q4. 7.1chバーチャルサラウンドは効果がありますか?
A. FPSでは足音の方向感が改善されると感じるユーザーが多くいます。ただし「バーチャルサラウンド」は信号処理による疑似立体音響のため、モデルによっては定位感より音質面での劣化が目立つ場合もあります。RPGや音楽ゲームでは、あえてステレオのほうが自然に聞こえるというケースもあります。
Q5. マイクは内蔵で十分ですか?別で買う必要はありますか?
A. ボイスチャット(Discord、ゲーム内VC)用途なら、ゲーミングヘッドセットの付属マイクで十分です。ただし配信・実況を本格的に行う場合は、外付けUSBマイク(¥5,000〜¥15,000程度)の方が明確に音質が上がります。まずはヘッドセット付属のマイクで始めて、必要を感じたら外付けを追加するという順番で十分です。
Q6. PS5とPCの両方で同じヘッドセットを使えますか?
A. 使えます。ただし「PS専用」「Xbox専用」と記載されたモデルは他のプラットフォームで一部機能が制限される場合があります。この記事のSteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2やLogicool G PRO X 2はPC・PS5両対応です。購入前にそのモデルの対応デバイス欄を確認してから選ぶと安心です。
「マウスなどのデバイス環境も一緒に見直したい方は、ゲーミングマウスのおすすめ記事もあわせてどうぞ」
■ まとめ
9台を3つのカテゴリーに分けて紹介しました。最後に、選ぶときの判断基準を整理します。
- ケーブルの煩わしさ・蒸れ・充電管理を解消したい → カテゴリー1の3台から、予算に合わせて松→竹→梅の順で選択を
- FPS・バトロワで足音の方向をもっと正確に把握したい → カテゴリー2の3台へ。PS5メインならINZONE H5、プロ仕様を目指すならG PRO X 2
- RPGやアドベンチャーで世界観に音から浸りたい → カテゴリー3の3台。INZONE H6 Airは発売後のレビューも確認してから判断を
どのカテゴリーにも「松」「竹」「梅」の3段階があるのは、予算の違いで妥協を強いるためではありません。それぞれに独自の役割があり、梅を選ぶことが最適解になる場面も多くあります。
最終的にはご自身の使い方・予算・プレイするゲームのジャンルで決めてみてください。迷ったら、悩み別の逆引きセクションをもう一度見てみると、選択肢が絞られるはずです。
気になる製品があれば、各製品のリンクから詳細スペックと最新価格をご確認ください。
「RPGでの音響体験をさらに深めたい方は、PS5の立体音響設定に関する記事も参考にしてみてください」
投稿者プロフィール

- 黒物家電マニア×ゲーマー
-
はじめまして、すいと申します。
テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。
── 「感動を伝えたい」
このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。
お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。
映画館なんて目じゃないほどの感動。
その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」
このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。
──このブログについて
「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。
量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。
実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。
ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。
──黒物家電への深すぎる愛
完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。
特にナノテクノロジーに心が躍ります。
量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。
遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。
──専門知識(たっぷりあります)
- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N
「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。
──音へのこだわり
技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。
SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。
GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。
すべてが完璧でした。
──忘れられない感動体験
FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。
ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。
ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。
この感動を、誰かにも味わってほしい。
──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)
くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。
ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO
FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。
──RPG好きになった理由
実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。
特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。
だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。
──読書家でもあります
毎日欠かさず読書してます。
推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。
理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。
──好きなラノベのキャラクター
ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア
田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル
SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン
精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット
キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。
──推し(最推し)
声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん
──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです
実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。
それでも好きなものは好き。
そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。
──失敗談も包み隠さず
ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。
重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。
こういう失敗談も、正直に書いていきます。
──ブログ名の由来
「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。
シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。
カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。
──このブログで大切にしていること
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黒物家電の技術的な深掘りから、ゲーム攻略、アニメ・ラノベ語り、推し活まで。
好きなものを、好きなだけ、正直に書いていきます。
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その感動を、誰かに伝えたい。
それが、このブログのすべてです。
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