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リフレッシュレート240HzゲーミングモニターにPS5を接続してみる。
「映るには映るけど、なんか違う」ってなります。なぜだかわかりますか?
有機ELゲーミングモニターや品質の良いHDR対応モニターでなければ、テレビ以下の映像体験しか味わうことができません。つまり、FPS向けの高リフレッシュレートモニターなだけでは、PS5の映像美を堪能できないのです。
HDRが正しく設定できないと映像が白っぽい。120Hzで動かそうとしたら設定が複雑で諦めた。ゲーム用のモードに切り替えたつもりでも、どこか素直に動かない感じ。せっかくPS5なのに、もったいないなと思った記憶がある。
一般モニターはPS5のためにつくられていない。それだけの話なんだけど、その「だけ」が積み重なると、じわじわ体験を削っていく。
そんなとき、「PlayStation自身がゲーミングモニターを出す」というニュースが飛び込んできた。
この記事では、スペックから読み取れる範囲で、このモニターが「PS5体験をどう変えるか」を整理していく。ブラデバなりの視点で、向き・不向きも正直に書くので、予約を検討しているなら参考にしてほしい。
リビングのテレビに縛られてた、あの不便さを思い出した
家族がいるリビングでは、なかなかゲームに集中できない。
テレビを占領するのが申し訳なくて、プレイ時間が制限される。かといって自室にいいモニターがなくて、結局PS5の性能を使いこなせていない——そういう悩み、意外と多い。
実際、SIE自身も「リビングルーム以外の場所、特に自分の部屋やデスク周りでゲームを楽しむプレイヤーは、ますます増え続けている」と公式に述べている。この製品が生まれた背景には、そういうリアルがある。
手持ちのPCモニターに繋いでみたことがある人なら、「なんか最高じゃない」という感覚を経験したはず。設定が面倒、HDRがうまく動かない、そもそも120Hzが出ない——こうした体験の積み重ねが、「PS5専用に設計されたモニターが欲しい」という気持ちに結びつく。
これはそういう層のために出てきた製品だと、スペックを見てあらためて思った。
27″ゲーミングモニター DualSense充電フック付き|基本スペックと発売情報

まず基本的な情報を整理しておく。
発売日: 2026年8月27日(数量限定)
予約開始: 2026年6月5日(金)から全国のPlayStation取扱店で順次
希望小売価格: 49,980円(税込)
メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
主なスペックはこちら。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| パネルサイズ | 27インチ |
| 解像度 | QHD(2560×1440) |
| パネル種類 | IPS |
| リフレッシュレート | PS5/PS5 Pro:最大120Hz、PC/Mac:最大240Hz |
| VRR | 対応(PS5・PC/Mac) |
| HDR | 対応(Auto HDR Tone Mapping対応) |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×1 |
| USB | Type-A×2、Type-C×1 |
| スピーカー | ステレオ内蔵 |
| 音声出力 | 3.5mmオーディオ出力 |
| VESA | 対応 |
| ケーブル付属 | なし(HDMI/DisplayPortは別途購入が必要) |
「49,980円」という価格をどう見るか。27型QHDのIPSゲーミングモニターとしては、高めの部類に入る。ただし後述する「PS5との一体設計」を評価するなら、この価格帯も理解はできる。
PlayStation設計だから実現した「PS5との相性」
一般のゲーミングモニターとこの製品の最大の違いは、PS5のために設計されているという点だ。
代表的なのが「Auto HDR Tone Mapping」。
HDR対応のモニターはたくさんある。でも、PS5と繋いだときに「映像が想定通りの明るさ・色で表示されるか」は別の話で、本来は手動でキャリブレーションが必要なことも多い。このモニターは、PS5/PS5 Proとの接続時に最適なHDR設定を自動で行う機能を備えている。
つまり、繋いだ瞬間からPS5が意図した映像で遊べる、ということ。設定で詰まって諦めた経験がある人には、これは地味に大きい。
リフレッシュレートはPS5で最大120Hz。「1秒間に120回画面が書き換わる」ということで、キャラクターの動きや視点移動がなめらかになる。アクションゲームやFPSでの体験が変わりやすいスペックだ。PC/Macなら最大240Hzまで対応しており、将来的にPCゲームも楽しむ人にも選択肢がある。
VRR(可変リフレッシュレート)にも対応。フレームレートが不安定な場面でも、画面のカクつきや「テアリング」(画面が横にずれて見える現象)が起きにくくなる。激しい戦闘シーンで映像が崩れにくいというのは、純粋にプレイ体験が落ち着く。
DualSense充電フック、これ地味にすごい
製品名に堂々と入っている「DualSense充電フック付き」。大事なことなのでもう一度言う。ただのフックじゃないんですこれ。「DualSense”充電“フック付き」。「は!?」神だと思いませんかこの機能! これ、実際どういう機能なのか。
モニター本体にコントローラーを引っかけて充電できるフックが搭載されている。DualSenseワイヤレスコントローラーとDualSense Edgeワイヤレスコントローラーの両方に対応。
地味に聞こえるかもしれないけれど、デスク環境でPS5を使っている人の「あるある」がここに詰まっている。
コントローラーをどこに置くか、地味に困る。デスクの上に転がしておくと邪魔。充電ケーブルを繋ぐ場所を考えるのも手間。ゲームを始めようと思ったら充電切れ、という体験は思いのほか気分が下がる。
このフック一つで、コントローラーを「決まった場所に置いて、そのまま充電する」習慣が自然にできる。セッション開始前にコントローラーがちゃんとある、という当たり前の安心感。スペックとは別のところで体験が整う、PlayStationブランドらしい設計だと感じる。
正直、気になるところもある
この製品、気になるポイントも正直に書いておく。
ケーブルが付属しない。 HDMI 2.1ケーブルもDisplayPortケーブルも同梱されていない。49,980円という価格帯なので、少なくともHDMI 2.1ケーブルは付けてほしかったというのが本音だ。別途購入が必要なので、予算に織り込んでおきたい。
数量限定販売。 「数量限定」と明記されている。予約開始は6月5日からで、争奪戦になる可能性がある。確実に手に入れたい場合は、予約開始日に動いたほうが安心だ。
リビング用テレビの代わりにはならない。 27インチのQHDは、デスク前での利用に最適化されたサイズ。「リビングの大画面テレビをこれに替えよう」という用途には向かない。あくまで「自室・デスク環境でPS5を本気で楽しむ」ための製品だ。
パネルスペックの詳細は発売後に確認したい。 輝度・コントラスト比・色域(DCI-P3カバー率など)については、現時点で公式から明確な数値が出ていない。「HDR対応」「IPS」というだけで購入判断するには、まだ情報が足りない部分がある。発売後のレビューで確認したい。
こんな人にはピッタリ、こんな人には向かない
購入判断の参考に、タイプ別に整理しておく。
向いている人
- 自室でPS5を使いたいけど、今まで妥協していた
- 一般モニターにPS5を繋いで、設定で詰まった経験がある
- PS5の映像・パフォーマンスをきちんと引き出したい
- デスク周りをPS5中心に整えたい
向かない人
- 27型QHDでは物足りない(34型以上の大画面が欲しい)
- PC用モニターとして汎用的に使いたい(他社の同スペックのほうが安い可能性がある)
- HDRの詳細スペック(輝度・色域)にこだわりがある(現時点で情報不足)
- 予算を5万円以内に抑えたい
あなたは、どちらに当てはまりましたか?
「向かない」と感じた場合でも、PS5用モニター選びには他の選択肢もある。
「PS5向けモニターの比較記事はこちら」
よくある質問
Q. PS5 Proでも使えますか? 使えます。PS5とPS5 Proの両方に対応しており、Auto HDR Tone MappingもPS5 Pro接続時に機能します。リフレッシュレートの最大120HzはPS5・PS5 Pro共通です。
Q. PC・Macでも使えますか? 使えます。HDMI 2.1またはDisplayPort 1.4で接続すれば、対応するPC/Macで最大240HzのリフレッシュレートとVRRが利用できます。PS5とPCを切り替えて使いたい人にも対応できます。
Q. VRRって何ですか? 必要ですか? VRR(可変リフレッシュレート)は、ゲームのフレームレートが変動したときに画面のカクつきや「横ずれ」を防ぐ技術です。激しいシーンでも映像が安定しやすくなります。PS5で対応タイトルを遊ぶなら、オンにしておいて損はありません。
Q. ケーブルは別に買わないといけませんか? はい。HDMI/DisplayPortケーブルは同梱されていません。PS5で120Hzを安定して使いたい場合はHDMI 2.1ケーブルを別途用意してください。
Q. モニターアームに取り付けられますか? VESA規格に対応しているので、対応するモニターアームやスタンドに取り付けが可能です。ただしVESA穴のサイズの詳細は発売情報で確認してください。
Q. PULSE Elevate ワイヤレススピーカーとセットで使えますか? SIEが「組み合わせに最適」と公式に案内しています。PULSE Elevate ワイヤレススピーカーも2026年後半に発売予定で、このモニターと合わせてデスク環境を音・映像ともにPS5最適化できる設計になっています。
まとめ:PS5をデスクで本気で楽しむ、その第一歩
結論をまとめると:
- SIEが設計したPS5専用モニター。一般モニターでは面倒だったHDR設定が自動化される
- QHD・最大120Hz(PS5)・VRR対応で、PS5の性能をきちんと引き出せるスペック
- DualSense充電フックで、デスク環境の「ちょっとした不便」が解消される
- ケーブル非付属・数量限定という点は事前に把握しておきたい
- 輝度・色域など詳細スペックは発売後のレビューで確認してから最終判断もあり
「自室でPS5を本気で楽しみたい」という気持ちに正直に向き合うなら、かなり素直な回答をしてくれる製品だとスペックから感じる。
ただ、49,980円という価格は軽い決断ではない。今の環境で大きな不満がない人が無理に飛びつく製品ではないとも思う。
発売は8月27日。予約は6月5日から。数量限定なので、購入を考えているなら予約開始日はチェックしておいて損はない。
投稿者プロフィール

- 黒物家電マニア×ゲーマー
-
はじめまして、すいと申します。
テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。
── 「感動を伝えたい」
このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。
お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。
映画館なんて目じゃないほどの感動。
その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」
このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。
──このブログについて
「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。
量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。
実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。
ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。
──黒物家電への深すぎる愛
完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。
特にナノテクノロジーに心が躍ります。
量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。
遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。
──専門知識(たっぷりあります)
- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N
「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。
──音へのこだわり
技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。
SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。
GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。
すべてが完璧でした。
──忘れられない感動体験
FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。
ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。
ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。
この感動を、誰かにも味わってほしい。
──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)
くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。
ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO
FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。
──RPG好きになった理由
実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。
特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。
だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。
──読書家でもあります
毎日欠かさず読書してます。
推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。
理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。
──好きなラノベのキャラクター
ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア
田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル
SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン
精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット
キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。
──推し(最推し)
声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん
──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです
実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。
それでも好きなものは好き。
そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。
──失敗談も包み隠さず
ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。
重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。
こういう失敗談も、正直に書いていきます。
──ブログ名の由来
「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。
シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。
カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。
──このブログで大切にしていること
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黒物家電の技術的な深掘りから、ゲーム攻略、アニメ・ラノベ語り、推し活まで。
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いい製品は、感動を与えてくれる。
その感動を、誰かに伝えたい。
それが、このブログのすべてです。
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