PULSE Elevate ワイヤレススピーカー|ヘッドセットを外せる日が来た

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深夜に一人でゲームをしていて、ふと気づくことがある。

「もうずっとヘッドセット着けてるな」と。

長時間プレイのあとは耳が蒸れて赤くなっていたり、側頭部に圧迫感が残っていたり。音はよくても、つけっぱなしには限界がある。かといってスピーカーに切り替えると、音量を上げにくいし、そもそも「ゲーム用に設計されたスピーカー」を持っていない。

「自分の部屋でゲームの音をちゃんと出せる環境がほしい」

そんなタイミングで、SIEが「初のデスクゲーミング用ワイヤレススピーカー」を発表した。PULSE EliteやPULSE Exploreで培った音響技術を、スピーカーという新しい形に持ち込んだのが「PULSE Elevate ワイヤレススピーカー」だ。

価格・発売日はまだ未発表。それでも、今わかるスペックがかなり興味深い。

この記事では、スペックから読み取れる範囲で、この製品が「デスクのゲーム音体験をどう変えるか」を正直に整理していく。ブラデバなりの視点で書いてみた。

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ヘッドセット、長時間つけてると耳が痛くなりませんか

これはゲーミングオーディオの「あるある」の話から始めさせてほしい。

ヘッドセットの音質はどんどんよくなっている。ワイヤレスも当たり前になって、ケーブルのストレスもほぼなくなった。でも、「長時間着けたときの疲れ」だけは解決されていない。

耳への圧迫、側頭部の締め付け、夏場の蒸れ。2〜3時間のプレイならまだいいけれど、休日に丸一日ゲームをしていると、気づけばヘッドセットを首にかけて放置していたりする。僕は比較的すぐに痛みを感じるので本当に困る。

だからといってテレビのスピーカーに切り替えると、今度は音が悪い。音量も上げにくい。「デスクで、ヘッドセット並みの音質をスピーカーで出す」という選択肢が、そもそも存在していなかった。数少ないサウンドバーはあっても、ほとんどない。性能のわりに価格高いし…。

PULSE Elevateは、その選択肢を埋めようとしている製品だとスペックから感じる。

「ヘッドセットを外したときでも、ちゃんとした音で遊べる」という環境。それが実現できるかどうかが、この製品の本質的な価値だと思っている。


PULSE Elevate ワイヤレススピーカー|わかっている情報まとめ

PULSE Elevate ワイヤレススピーカー

出典:「FlexStrike™ ワイヤレスファイトスティック」および「27″ゲーミングモニター DualSense®充電フック付き」が8月に発売決定! 「PULSE Elevate™ ワイヤレススピーカー」も今年後半に登場

2026年6月時点で確認できている情報を整理しておく。

発売時期: 2026年後半(具体的な日程は未発表)
価格: 未発表
カラー: ミッドナイトブラック、ホワイト(ホワイトは数量限定・一部取扱店のみ)
メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)

確認されている主な機能はこちら。

項目内容
ドライバー平面磁界型ドライバー(全スピーカーに搭載)
ウーファー内蔵(低音強化)
マイク右スピーカーに内蔵、AI強化ノイズ除去機能付き
接続方式PlayStation Link(超低遅延・ロスレス)+Bluetooth同時接続対応
対応機器PS5・PC・Mac・PS Portal・スマートフォン
バッテリー内蔵充電式(外出先使用を想定)
充電ドック付属(デスクトップ環境への切り替えが簡単)
方向調整水平・垂直方位への角度調整が可能
EQ設定PS5・PCからシステムメニューで直接調整可能
Bluetooth同時接続PlayStation Link接続中に別デバイスの音楽・ボイスチャットを並行再生可能

価格は未発表だが、PULSE EliteやPULSE Exploreが1〜3万円台だったことを考えると、スピーカーは同等かそれ以上のレンジになりそうだと個人的には予想している。ただしこれはあくまでスペックから読み取った推測なので、公式発表を待ってほしい。


平面磁界型ドライバー、これが一番気になった

スペックの中で一番注目したのが、「平面磁界型ドライバー(Planar Magnetic Driver)」の採用だ。本当に驚いたし、本当にうれしいと感じました。

なぜなのか、ちょっとだけ技術の話をしても大丈夫だろうか。

一般的なスピーカーやヘッドセットには、円錐形の振動板(コーンドライバー)が使われている。コイルに電流を流して磁石で振動させる仕組みで、低コストで高音量を出せるのが利点。ただし、振動板の端と中心で動きが微妙にズレやすく、音の歪みが出やすいという特性がある。→つまり、ゲーム開発者が意図する音とは異なる音声になりやすいと言い換えることもできる。

平面磁界型は異なる。振動板全体に均一に電流を流し、面全体が同時に動く。これにより音の歪みが少なく、解像度が高く、細かい音の粒立ちが再現しやすい。→つまり、ゲーム開発者が意図する音が出しやすいのだ!

「開発者が意図した通りのサウンドを楽しめる」とSIEが明記しているのは、この技術によるものだと読み取れる。

ゲームのサウンドデザインは非常に精密で、足音の方向、環境音のリバーブ、キャラクターの息遣いまで計算されて設計されている。それを「そのまま再現できる」というのは、ゲームの体験としてかなり大きな変化になる可能性がある。

PS5のTempest 3D Audio対応タイトルとの組み合わせも、スペックから期待できるポイントだ。


ヘッドセットなしでボイスチャットができる

もう一つ、日常的に刺さる機能がある。

内蔵マイク(右スピーカー搭載)のAI強化ノイズ除去機能だ。

「ヘッドセットを外したい」理由の一つは疲れだけど、もう一つは「外すとボイスチャットができなくなる」という問題があった。フレンドと話しながら遊ぶには、ヘッドセットをつけ続けるしかない。これが積み重なって疲れにつながる。

PULSE Elevateのマイクは、スピーカーから出た音がマイクに入り込む「ハウリング」を防ぎながら、AI処理で背景ノイズも除去する設計になっている。つまり、スピーカーで音を出しながらボイスチャットも同時にできる可能性が高い。

さらに、PlayStation LinkとBluetoothを同時接続できる仕様がある。たとえばPS5のゲーム音をPlayStation Linkで受けながら、スマートフォンのDiscordをBluetoothで並行して使う、という使い方が想定されている。ゲームをしながら別ルートのボイスチャットも聞ける構成は、実際のプレイ環境では便利な場面がありそうだ。


正直、まだわからないことが多い

現時点では判断を保留せざるを得ない部分も正直に書いておく。

価格が未発表。 これが一番の問題で、どんなにスペックが魅力的でも、価格によって「選択肢に入るかどうか」が変わる。PULSE Eliteが約2万円台だったことを踏まえると、スピーカーはそれより高い可能性もある。(平面磁界型だし…、AIマイクも優秀そうだし…)

発売時期が「2026年後半」のみ。 具体的な発売日・予約開始日はまだ未定。急いで情報収集している人には、今しばらく待ちが続く。

実際の音質は発売後まで不明。 「平面磁界型ドライバー搭載」はスペックとして確認できるが、実際にどの程度の音質かは試聴して初めてわかる。スペックが良くても、最終的な音のチューニングは発売後のレビューで確認したい。

スピーカーの実用音量と距離感。 デスク前での使用を前提にしているとはいえ、「どのくらいの音量で十分な迫力が出るか」は不明。夜間プレイや賃貸環境では音量の制約もあるため、ここは発売後のレビューを待ちたい。


こんな人に刺さりそう、こんな人には刺さらないかも

刺さりそうな人

  • デスクでPS5を使っていて、ヘッドセットの長時間装着に疲れを感じている
  • PULSE EliteやPULSE Exploreを使っていて、スピーカー版にも関心がある
  • ゲームしながら別回線のボイスチャットも使いたい
  • PS5のTempest 3D Audioを存分に楽しめる環境を整えたい

刺さらないかもしれない人

  • 価格が確定しないと購入検討に入れない(まったく正常な判断だと思う)
  • 集合住宅や深夜プレイが多く、スピーカー音量に制約がある
  • 今使っているヘッドセットで特に不満がない
  • PC向けの汎用スピーカーとして使いたい(PCオプションは発売後の対応予定)

あなたはどちらに当てはまりますか?

「刺さらない」と感じた場合も、選択肢として頭の片隅に置いておく価値はあると思う。価格と発売日が明らかになった段階で、改めて判断するのでも十分間に合う。


よくある質問

Q. PULSE Elevateはいつ発売されますか? 2026年後半に発売予定とSIEが発表していますが、具体的な発売日と予約受付開始日は現時点で未発表です。詳細は近日中に公式からアナウンスがある予定です。

Q. PS5以外でも使えますか? PC・Mac・PS Portalでも使えます。ただしPCでのPlayStation Link対応は発売後に順次提供予定とされています。Bluetooth接続はスマートフォンなどにも対応しています。

Q. ヘッドセットと同時に使えますか? 公式には「対応オーディオ機器を同時接続」という記載がありますが、具体的な組み合わせについては発売後の情報で確認してください。PlayStation Linkのアダプター1つで複数の対応機器を接続できる仕様は、PULSEシリーズ全体の設計として引き継がれています。

Q. 2台購入して使えますか? 現時点では2台使用に関する公式情報がありません。発売後の詳細をご確認ください。

Q. 平面磁界型ドライバーって何ですか? 振動板全体を均一に動かして音を出す技術です。一般的なコーンドライバーより歪みが少なく、細かい音の表現が得意とされています。PULSE EliteやPULSE Exploreにも採用されており、PULSEシリーズの音質の柱になっている技術です。

Q. Bluetooth接続しながらPlayStation Linkも使えますか? 使えます。PlayStation Link経由でPS5のゲーム音を受けながら、Bluetooth経由でスマートフォンの音楽やDiscordなどを同時再生できる仕様が公式に説明されています。


まとめ:「デスクで本格的な音を出す」という選択肢

現時点でわかっていること:

  • SIE初のデスクゲーミング用ワイヤレススピーカー。発売は2026年後半(価格・日程は未発表)
  • 平面磁界型ドライバーとウーファー内蔵で、PS5の3D Audioを存分に再現する設計
  • AI強化ノイズ除去マイク内蔵でヘッドセットなしのボイスチャットが実現しそう
  • PlayStation LinkとBluetoothの同時接続で、複数デバイスの音を並行して扱える
  • 角度調整・EQ設定・充電ドック付きで、デスク環境への統合を意識した作り

「ヘッドセットを外して、ちゃんとした音で遊べる環境」——この一言がこの製品の価値をいちばんよく表している気がする。

価格と発売日が出た段階で、ブラデバでも改めて情報を更新していく予定だ。今しばらく、公式アナウンスを一緒に待ちましょう。

「PS5の27″ゲーミングモニターについてはこちら」

投稿者プロフィール

宝居すい
宝居すい黒物家電マニア×ゲーマー
はじめまして、すいと申します。

テレビ、PC、モニター、キーボード、マウス、スマホ、ゲーム機…
黒物家電が好きすぎて、「あほみたいに詳しすぎる」とよく言われます。


── 「感動を伝えたい」

このブログを始めたきっかけは、18歳の時の出会いです。

お菓子工場でバイトしていた頃、仲良くなったおじさんに誘われて家に遊びに行きました。
そこには、スピーカー、アンプ、サラウンドサウンドで作られた「音響の部屋」がありました。

映画館なんて目じゃないほどの感動。

その時の衝撃が、今も忘れられません。
「いい製品は、こんな感動を与えてくれるんだ」

このブログを通じて、あの時の感動を、誰かに伝えたい。
それがすべての原点です。

──このブログについて

「技術的に正しくて、実際に役立つ情報」を発信してます。

量子ドットの発色原理、HDMIの帯域幅、スピーカーのS/N比…
マニアックな知識を、初心者にも分かりやすく。

実際に使った製品のレビュー、ゲーム攻略、失敗談も包み隠さず書いてます。

ブログ歴は10年以上。長く続けてこられたのは、「誰かの感動に繋がる」と信じているから。

──黒物家電への深すぎる愛

完全に理系人間です。物理、化学、数学が好きすぎて、〇大の問題を解くのが好きだったほど。

特にナノテクノロジーに心が躍ります。

量子ドット技術に出会った時の感動は、今も忘れられません。
ナノ粒子サイズで発光波長を制御できる美しさ。LGのNanocell技術を知った瞬間、心が震えました。

遺伝子改変、GPU、ナノデバイス…未来のナノ技術の本を読み漁る日々。
関連する小説まで書いたことがあるほど、ナノの世界に魅了されてます。

──専門知識(たっぷりあります)

- DisplayHDR規格:色深度、色域、コントラスト比
- HDMI:最大データレート、バージョン別の違い
- スピーカー:ドライバーユニット、振動板の素材、S/N比、THD+N

「普通の人が知らない技術的な話」を、分かりやすく解説するのがこのブログのテーマです。

──音へのこだわり

技術への愛の中でも、特に音へのこだわりは強いです。

SteelSeries Arctis Nova Proに出会った時、「これだ!」と思いました。

GameDACに搭載されたESS製ハイクオリティDAC。
SNR 111dBという、ゲーミングデバイスの性能を著しくオーバーするクリアなサウンド。
北欧デザインのシンプルな美しさ。

すべてが完璧でした。

──忘れられない感動体験

FPSゲームでキャラクターが背負うバックパックのチャーム。
その音が、後ろから聞こえた瞬間。

ノイズが少ないと、こんな些細な音まで聞こえるんだ。
開発者のこだわりが、音で伝わってくる。

ニーアオートマタでは、ヨルハ部隊の3人の女性が会話する目の前を通り過ぎた時。
誰が話しているのか、声の方向でしっかり感じられた。

この感動を、誰かにも味わってほしい。

──好きなゲーム(RPG/アドベンチャー/しにゲー)

くにおくんのドッジボールのようなレトロゲーも好きですが、なにより、ニーアオートマタに魅了されました。

ニーア オートマタ、FF15、ゼルダBotW/TotK、Ghost of Tsushima、SEKIRO

FF15は賛否ありますが、挑戦的な試み、戦闘システム、アーデン・アラネア・イリス・ゲンティアナといったキャラクターが好きでした。

──RPG好きになった理由

実は子供の頃、家が貧しくてゲームを買えませんでした。
友達が持ってくるゲームソフトを、横で見てるだけ。

特にRPGは一緒にプレイできないので、所々見てるだけ。
友達が帰ると、ゲームも持ち帰ってしまう。

だからこそ、RPGに憧れたんだと思います。

──読書家でもあります

毎日欠かさず読書してます。

推理小説が大好き。シャーロック・ホームズは何度読んでも飽きない。
ラノベも毎晩、布団の中で読んでます。

理系だけど、文系的な楽しみも大切にしてます。

──好きなラノベのキャラクター

ダンまち
ベル、フィン、ティオナ、シル、リュー、ヘスティア

田中
タナカ、エディタ、ソフィア、ファーレン、ゾフィー、エステル

SAO
キリト、アリス、ユウキ、ユージオ、クライン

精霊幻想記
リオ、クリスティーナ、セリア、アリア、アイシア、サヨ、ギュスターヴ、浩太、リーゼロッテ、コゼット

キャラクターへの愛、語り出したら止まりません。

──推し(最推し)

声優:松岡禎丞さん
Vtuber:結城さくなさん、湊あくあさん
アーティスト:hydeさん

──この推しが好きだと言うには、今でもそれなりに勇気がいると思うんです

実際に、ちょちょいと鼻で笑われたこともあります。

それでも好きなものは好き。

そんな勇気を持つ人たちに、このブログを読んでほしい。
いい黒物家電に出会って、より作品に感動してほしい。

──失敗談も包み隠さず

ヤマハのサブウーファー、買って失敗しました。

重低音が想像以上に響く。壁が薄い家では、ボリュームをかなり絞らないといけない。
理解していたつもりでしたが、実体験でないとわからないことってありますよね。

こういう失敗談も、正直に書いていきます。

──ブログ名の由来

「ブラデバ」の由来は、ブラック×デバイス。

シンボルマークは、角と蝙蝠の羽が生えた黒猫の悪魔。

カッコ可愛くないですか? イラストレーターを使って私がデザインしました。

──このブログで大切にしていること

✅ 技術的に正しい情報(嘘・誇張なし)
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黒物家電の技術的な深掘りから、ゲーム攻略、アニメ・ラノベ語り、推し活まで。
好きなものを、好きなだけ、正直に書いていきます。

いい製品は、感動を与えてくれる。
その感動を、誰かに伝えたい。

それが、このブログのすべてです。

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